ジュリー・ウォーカー
じゅりーうぉーかー
本作の主人公カートの恋人である赤毛の美女。
黒の革ジャンとデニムのホットパンツが特徴で初登場時はボーラーハットを被っていた。
カートを愛しており、事あるごとに何度もキスしたり彼の家でベッドインしたりする等、今で言う肉食系女子であった。
作中では後述の理由でゾンビ化するのだが、他のゾンビと違って生前と変わらぬ自我が残っている。
しかし一方では体温が無く心臓が止まっている他、「人を喰らいたい」 という空腹感に襲われるようになり、次第に身も心も怪物と化してしまい、本編後半でメイン画像のような姿へと変貌した。
序盤で家出したカートと共に駆け落ちする最中にバイク事故(カートの不注意が原因)で一度命を落としてまった。
悲しみ暮れるカートの手によって軍の施設に保管されていたトライオキシンで蘇生したが、自分の意思とは無関係にゾンビ化されてしまったジュリーは次第に食人衝動に苛まれてしまう。
蘇生した後は生前の肉食系女子な一面が鳴りを潜め、人間でなくなった疎外感や理性を失う不安に襲われ、行く先々で衝動的に人間を襲いかかるようになり、その度に人間がゾンビ化して被害を拡大させる事となる。
その過程で痛みによってかろうじて食欲を抑えることが出来ると気付き、ガラスや金属片を全身に突き刺す等の自傷行為を繰り返した末にヘルレイザーを彷彿させる痛々しいボディピアス姿となった。
なお、ボディピアス姿となった後に自分に絡んできたチンピラに対し、どこぞの仮面ライダーのごとく頭部を背骨もろとも引っこ抜いていた。
終盤で特殊部隊に捕獲され、軍の施設で実験体として檻に閉じ込められていたが、偶然再会したカートによって檻から解放された。
だが、カートの行動がキッカケで施設内に封印されていたゾンビ達が暴れ出してしまい、逃げる途中でカートがゾンビに噛まれてゾンビ化のフラグを立ててしまった上に警報システムで施設内に閉じ込められてしまった。
最期はカートと共に焼却炉の炎の中で運命を共にした。