概要
『仮面ライダーゼロワン』に登場するアンドロイド・ヒューマギアに標準搭載されているヘッドギア型モジュール。ヒューマギアがマギア化してもそのままの形で残されている。
このモジュールの状態からヒューマギアの状態を視覚的に確認することができ、通常の状態の青い発光や暴走状態の赤い発光のほか、起動したての初心者マークなどがある。
他にも映像解析の為に記録媒体を読み込む機能や、他の機械と有線接続する際のアダプターの差し込み口の役割も持つ他、ヒューマギアのセントラルメモリーもここに格納されている。
ヒューマギアが認識や思考を行う時はモジュールが発光し、特有の効果音が鳴る。
飛電其雄、ワズ・ナゾートク、宇宙野郎雷電などの旧世代型は現行型である新世代型とはモジュールの形が違う。
滅と迅は本来モジュールのある位置にそれが引き剥がされたような痕があり、そこに仕組まれた機械が発光し状態を表す役割を果たしている。
特殊なプログラムを用いて、このモジュールを消す映像処理をすることで松田エンジのような俳優ヒューマギアを映像上で人間のように見せかけることができる。
赤ランプ状態は故障やハッキングを知らせる警告色であるが、迅が宇宙野郎雷電や博士ボットを操った際は青のままであり、逆に第24話では松田エンジが暴走していないにも関わらず天津垓を欺くために赤ランプとなったことから、ヒューマギアの意思でコントロールできると予想される。
ちなみにヒューマギアモジュールの形は素体となったヒューマギアに依存するため、復元時に新世代型の素体にデータがインストールされた場合、かつて旧世代型であったとしてもモジュールは新世代型になる。作中では戦いの中で破壊された亡、雷と機能停止になっていた博士ボットがこのようにして旧世代型→新世代型へと変化している。ワズも残されたヒューマギアブログライズキーでイズの場合と同様に経験値0からのスタートになった場合はこうなると思われる。
『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』における改変後の世界では、滅と迅も新世代タイプのヒューマギアとなっている。滅亡迅雷.netと飛電インテリジェンスが手を組んでおり、新世代型への改修がされたためであると思われる。
第25話以降の迅、そして最終話以降の滅のみ耳飾り型のモジュールが付いている。このモジュールをつけている二人は耳が人間のようになっているのも特徴。
余談
- 現在、発光のパターンには青(通常)、赤(暴走)、紫(滅のみ)、緑(第25話以降の迅と最終話以降の滅のみ)、黄色(40話のイズのみ)の5種類が確認されている。
青と赤以外が何を示すのかは不明だが、いずれも暴走状態ではない模様(滅のモジュールが紫から赤に変わるシーンがあったため、紫が平常状態と思われる)。なお、イズのモジュールが黄色に発光したシーンではイズにある現象が起きていたため、その影響とも考えられる。
- 音声再生機能付きのレプリカがあるらしい。
- (衣装チェンジ後の)迅と滅のモジュールはアクセサリーとしてプレミアムバンダイで発売されている(DXのモジュールと違い遊べる機能はついていない)。
- 2020年9月30日に発売される「仮面ライダーゼロワン CD-BOX」にこのモジュールを模したワイヤレスヘッドホンが同梱される。
- 『公式完全読本』によれば、外見上のモチーフは「AI」の二文字。モジュールの白い部分の上が「A」、下が「I」となっている。
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