演：六角慎司
概要
飛電インテリジェンスが開発した博士型旧式ヒューマギア。
飛電インテリジェンスの工場にてヒューマギアの開発・製造に携わっており、12年前のデイブレイクが起きる以前から飛電インテリジェンスに所属している古参のヒューマギア。
正しい意味でシンギュラリティ（人工知能が自分よりも優れたAIを作れるようになること）に達していると言えよう。
白髪のアフロヘアーとその頂点に付いている電球、そして顎髭のように付いているヒューマギアのコードが特徴で、アイデアが閃くと「大発見じゃ!」と叫び、電球が輝く。
活躍
飛電インテリジェンスに仕込まれていた装置ジャマーによって通信衛星ゼアと交信できなくなったイズの為に社長室を調べ、そのジャマーを発見。
不破が滅が何者かによって逃走した事を報告に来ると、すべては滅亡迅雷.netの仕業であると分析。更に、その滅を開発した張本人である事を明かした。
元々は12年前のヒューマギア運用実験都市計画参入に伴い、幼児教育の為の父親ヒューマギアの一つとして滅の原型に当たるヒューマギアを開発したが、天津が密かに「人間の悪意」をラーニングさせた通信衛星アークが、当時のヒューマギアをハッキング・暴走させ、人類への反乱を実行。
そのハッキングした機体のうち、滅をはじめとする優秀な4体のヒューマギアが滅亡迅雷.netを作り上げた事実を明かした（より詳しい詳細はデイブレイクの項も参照）。
しかし、この真相を話したのはボット自身ではなく、ボットをハッキングして操り、何者かに復元された迅の仕業で、A.I.M.S.から脱走した滅がアークに接続する時間を稼ぐ為に利用されていた(ただ、ボットが「わし」ではなく「僕」と迅が使う一人称を多用していた事から、密かにイズに怪しまれていた)。
その後、或人達の前に現れた迅の手によってハッキングから解かれ、元のボットに戻ったものの、迅に操られていた時の記憶は何も覚えていなかった。
飛電製作所設立後、雷と亡の場合と同様に新世代型のボディで復活した。
「或人の理念を体現するのに、なにもヒューマギアだけに捉われる必要はない」という考えから友達型A.I『アイちゃん』を開発する。
余談
演者の六角氏は、『仮面ライダーTHENEXT』や『仮面ライダーOOO』にも出演していた。
不破諫役の岡田龍太郎氏によると、顎に付いているコードは六角氏の提案によるもの。
