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三虎の編集履歴

2021-05-15 13:48:19 バージョン

三虎

みどら

三虎とは、週刊少年漫画『トリコ』に登場するキャラクターである。

プロフィール

年齢:不明

身長:265cm

体重:700kg

視力:5.0

足のサイズ:55cm

好きなもの:満腹感

嫌いなもの:空腹な自分

好きな言葉:独占


概要

CV:てらそままさき 皆川純子(少年時代)


悪の組織「美食會」のボス。世界中の食材を我が物にするため、伝説の食材「GOD」を狙っている。生まれついての天性の捕食者。グルメ細胞を持って生まれた。

グルメ界の「地球の果て」という場所に本拠地を構えており、その場所を知り、そこに辿りつける者は幹部の中でもごく少数しかいない。

節乃から「暴食バカ」と呼ばれるほどの食欲を持ち、グルメ日食の接近に伴うGODの活動を察してか、更に食欲が増しているという。

どこか虚無的な影を帯びており、アルファロから献上されたセンチュリースープを持ってしても笑顔を見せることはなかった。


500年程前のグルメ戦争の時代に生まれ、本来なら生まれてすぐに家畜の餌として喰い殺される筈だった。

しかし、赤ん坊でありながら凶暴な赤毛ブタに食われることなく、逆に赤毛ブタの乳を食料にして生き延びるほどのその姿に天性の捕食者としての素質を見出され、異質の存在として恐れられ迫害される。

幼い頃の記憶は「殺されかけたこと」と「気を失いそうになる程の空腹」の二つだけで、時には樹をかじり砂を食べた。そういった生い立ちから「食材は与えられるものでなく、奪い取るもの」といった考えが深く根付いている。


空腹が限界に達してれたところをフローゼに拾われ、アカシアに「三虎」という名を授かった。その様な経歴を経て、アカシアの三番弟子となる。

それ以降は父母同然の存在であるアカシアとフローゼ、一龍次郎という頼れる兄弟子達に囲まれ、宝石の様に輝く充実した幸せな日々を送っていたが、心の奥底にヘドロの様に残る黒い感情だけはどうしても消える事がなかった。


フローゼに拾われてから10年経ったある日、グルメ日食が近付いてくると同時に「ブルーニトロ」なる生物にアカシアと共に何処へと去って行き、帰ってきた時には「GOD」を調理した影響で酷く衰弱していたフローゼを助けようと、グルメ細胞を活性化させる再生の水「療水」を取ってくるも、その際に瀕死の重傷を負った自分を救うため衰弱した体で調理を行ったせいで、結果的にフローゼは死んでしまう。


2人の功績によってもたらされた平和を喜ぶ人々の姿も、彼の目には、愚かな争いの末にフローゼを死に追いやった憎き仇としか映らなかった。

その後、「フローゼの分までこの世の全ての食物を喰らい尽くす」という歪んだ思考に捕らわれるようになり、世界中の食料を独占すべくGODを手中に収めるため、美食會を組織しそのボスとして君臨する。


能力

「万物はすべて餌」と豪語し、長く太く伸びた強靭な舌であらゆるものを一瞬で喰らい尽くしてしまう。 この舌は物質だけではなく大気まで飲み込んでおり、真空となったその軌道上には見えない王食晩餐「ハングリースペース」が発生。

軌道上に触れた獲物を一瞬で食い漁るうえ、一度触れた獲物の味を覚え、今度は自ら襲いかかる。

この真空空間はあらゆる原子を食い散らかして排除しているため、少数派も多数派も存在せず、一龍の「マイノリティワールド」でも防ぐことは出来ない。


それ以外にも優れた「ミラーニューロン(ものまね細胞)」によって人の技をすぐに習得することができる。これによりカメレオンのように自分の体色を周囲の光景と同化させて透明化することができたり、一龍の「マイノリティワールド」を一龍との戦闘中に習得することが出来た。三虎が「技を真似るのが上手い」と評されたのはこのミラーニューロンによるところが大きい。


活躍

美食會のボスとして序盤から存在は示唆されており、グルメカジノ編の後日談にて一龍がアジトに来訪した際初めて顔を見せた。一龍の和解の提案を蹴り、戦いが避けられないことをお互いに確認。

そしてグルメ界・エリア8のはぐれ島にてついに激突。マイノリティワールドをはじめとした技に窮地に陥るが、ハングリースペースの反撃やマイノリティワールドへの驚異的な対応力で逆転。勝利を収めメテオスパイスを人間界に放つ。

一龍から倒すべき真の敵を告げられている途中、乱入してきたブルーニトロエアに一龍を殺害され、彼を追い払った後一龍を食没の岬に埋葬した。

その後アジトに戻るとスタージュン達が捕らえた料理人に対し食事を要求。唯一小松が応え、彼の料理に衝撃を受け初めて腹の底から笑った。

アニメでは一龍が死亡せず、彼を人間界のIGO本部に帰し小松の提案で再び兄弟子と共に食卓を囲む。大笑いこそしなかったものの、小松の料理を「美味かったぞ」と評し、NEOと決着をつけるためにグルメ界へと帰っていった。


グルメ界編では、かつてアジトに訪れたトリコとの約束であるアカシアのフルコースを待っていた。

ブランチを通じて渡されたペアの効能からジョアの正体を突き止め、NEOのアジトにアルファロと共に襲撃。

ジョアとの対決は陸海に場所を変え、全てにおいて彼を凌駕するも食運とフローゼの顔を使った不意打ちにより金の缶詰の中に封印されてしまう。


だがミラーニューロンにより食運までをもコピーした三虎は自力で金の缶詰から脱出。アカシア達との最終決戦に臨む。

最終決戦では予告通り自身のフルコースを教え、ジョアを完膚なきまでに叩きのめし圧勝し、

その後トリコとスタージュンと共にアカシアとの最終決戦に臨み、八王すらまとめて圧倒できるネオを吸収したアカシアと互角以上に戦い、最終決戦後はゾンゲの食運をコピーし、罪滅ぼしのためのグルメスパイスでボロボロになった地球を再生させ絶命。墓は本人の希望により、家族と過ごした思い出の地に建てられた。


トリコと鈴の結婚式ではクライマックスにようやく参加するも、かつての過ちの負い目からアカシアやフローゼ、兄弟子達の食卓に入ろうとせず遠くから眺めていたがフローゼの変わらない笑顔に諭され家族の食卓に戻っていった。


おいで三虎 いっしょに食べよ!

うん


フルコースメニュー

三虎のフルコース!!

オードブル(前菜)フローゼとの出会い
スープフローゼの施し
魚料理初めての家族のぬくもり
肉料理おやすみのキス
主菜(メイン)フローゼの笑い顔
サラダフローゼの励まし
デザートフローゼの教え
ドリンクフローゼの夢(家族での食卓)

ジョア「マザコンがぁあ!!!」


ゲーム版での役割

『グルメガバトル!』ではプレイアブルキャラとして登場。移動性能は最低クラスだが他のステータスが高水準。小松と美食會メンバー以外のパートナーとは全員相性が悪い。

続く『アルティメットサバイバル』でもプレイアブル化。彼のみ釣りができない。


関連タグ

美食會 トリコ

マザコン…上記のフルコースメニューで定着。


絶対神ン・マ:魔法戦隊マジレンジャーラスボス同じく満たされない飢餓の為に暴れていたことや無数の触手でさまざまなものを喰らうといった点が共通する。

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