概要
血液型はA型。
幼い頃はサッカー少年であったが小学6年生から少年野球を始める。
絵が得意で、大学時代にはサインに自分の投球姿を描き入れたこともある。
好きな野球選手は松坂大輔とのこと。
福岡県立福岡工業高等学校、法政大学を経て、2012年度ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズへ入団。
ルーキーイヤーである2013年の中盤からはチーム事情もありローテーションに入り、6勝9敗、防御率は3.93とルーキーとしては及第点以上の成績を残す。
三振率(一試合あたりにいくつ三振を取るか)は先発投手最高の8.92を記録したが、四球数も79とぶっちぎりの数字を記録しており、好不調の波の大きい投球内容と相まって収穫も多いが課題も多い一年となった。
2014年は開幕投手を務めたが、1回裏だけで7失点と大炎上。先発で結果を残せず中継ぎに転向したが、中継ぎでも結果を残せず二軍に降格。この年は8試合の登板で1勝に終わった。
2015年年は先発で5勝を挙げたが、序盤の好調が続かず防御率4.81に終わる。
2016年は開幕二軍で4試合登板した。
2017年も先発投手候補とされたがシーズン途中より中継ぎに転向。クライマックスシリーズ最終戦では監督が先発の石田健太を早めに見限り二番手投手として試合の流れを変え、日本シリーズ出場を決めた記念すべき試合の勝利投手に。
2018年からは中継ぎ投手としての調整に専念したことで、回転数が多く打者にとって凄まじい体感速度となるストレートを習得。60試合に登板東克樹に次ぐシーズン7勝を記録した。
2019年も救援投手としてシーズンフル帯同し、5勝4敗防御率4.33、23ホールドだった。ただ、この年は序盤の阪神タイガース相手に苦しめられる。5月3日は大山悠輔にサヨナラ打を浴び、5月5日は福留孝介にサヨナラホームランを被弾する。また、このホームランでセントラル・リーグ通算5万号のメモリアルアーチを浴びた投手に。2014年以降、他のセ・リーグ球団に善戦しながら阪神戦を苦手とし続けるチームを象徴するかのような光景だった。
2020年は、開幕からセットアッパーとして登板。しかし、山崎康晃の絶不調に伴い、シーズン途中よりクローザーに転向。7月29日に一軍初セーブを記録すると、シーズン終了まで安定したピッチングを披露した。最終的には3勝1敗18セーブ、防御率2.45とキャリアハイの成績を残した。
プレースタイル
最速155km/hの切れの良いストレート、120-130km/hの落差ある縦のスライダー、130km/h前後の鋭い横のスライダー、140km/h前後のフォークなどが武器。