データ
- 登場話:Episode.15「アンドロイド・ガール」~Episode.16「ジャイアント・デストロイヤー」
- 種類:アンドロイド
- 演:彩月貴央
概要
地球に不時着しデカレンジャーたちに一時的に拾われたアンドロイド。当初は人間だと思われていたがジャスミンのエスパー能力でアンドロイドということが判明。内部を解析するために分解するように提案されたがセンちゃんはこれを拒否。その後センちゃんが彼女にフローラと名前を付けバンと共に同行し感情を育むことになるが………。
余談
作中で最も深く交流したセンちゃんを演じた伊藤陽佑氏は、放送から16年が経過した2020年時点でフローラ役の彩月女史のTwitterアカウントを発見、本作での関係性を反映させた呟きを以て反応している。
関連タグ
ヒューマギア:感情の無い人形ロボットだが人間の使い方次第で良い方にも悪い方にも行く先を迎える等共通点が多い。
この先、彼女にまつわるネタバレとその後が含まれています。
その正体は、ティタン星人メテウスにより、マシンモンスター・ギーガスの頭脳として作られたアンドロイドであり、彼からの呼称は「メリア」。その経緯ゆえに、メテウスから狙われていた他、このことが発覚してからは、地球署の面々からも本来の目的のために覚醒することを警戒され、保護方針が「破壊プログラムが覚醒した場合、問答無用で破壊する」という冷酷なものに変わってしまう。そんな中、センちゃんにより、破壊プログラムではなく様々な感情を教えられたことで、自らギーガスに取り込まれ、破壊を止めることを決断し、独断でメテウスの元に向かうまでの成長を見せる(※)。が、推理によってその思いに気付いたセンちゃん(とボス)が間に合った事で、メテウスはデリート、ギーガスも爆散し、事なきを得た。その後、「人間以上の感情を持つ」と宇宙警察本部から認められ、デカレンジャーの面々に見送られながら本部へと旅立っていった。
※この判断を下させた最大の要因は、センちゃんとのやりとりの中で彼が発した「罪なき命を守る為、時には誰かが犠牲にならなければならない」という言葉を額面通りに受け取ってしまったことと、彼が命がけの戦場に赴き続ける事への心配である。これに関してセンちゃん自身が補足しているが、前述の台詞の真意は「それこそが自分たちデカレンジャーの役割であり、そのために日々訓練しているので、自分たちに任せてくれれば良い」というもの。(この台詞を直接話したシーンでも触れてはいるのだが。良くも悪くも純粋なフローラには、この部分のインパクトが強すぎたのだろうか。あるいはセンちゃん自身から学んだ優しさの表れか。)