アメノサギリ
あめのさぎり
日本神話における霧と境界線の神。
pixivではアトラスのRPG『ペルソナ4』の黒幕である『アメノサギリ』として認知されている。
アメノサギリとは、日本神話の神の一柱である。
日本神話の「アメノサギリ」
漢字表記は「天之狭霧神」と書く。
山岳信仰の総元締めであるオオヤマツミ(大山祇神)と野の女神鹿屋野比売神(かやのひめのかみ)の子で、クニノサギリ(国之狭霧神)とは双璧を成す存在。
山の頂上など上空にかかる霧を神格化した存在で、山岳信仰の根強い日本においては、神域たる山中を俗世から覆い隠す存在として認知されていたようだ。
ペルソナ4のアメノサギリ
※ネタバレ注意 |
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マヨナカテレビの奥に潜んでいた『稲場市連続誘拐殺人事件』の黒幕。
現実世界を『晴れぬことなき霧=マヨナカテレビの世界』で浸食し、"人の望みをかなえる"という神としての義務から、すべての人間をことごとくシャドウにすることを目的としている。当人曰く、『霧に覆われた世界=人間がシャドウと化した世界』は「人自身が望んだこと」であり、自分はその望みをかなえよといているだけなのだという。
実は自称特別捜査隊とは、直接対峙する前にクマのシャドウへの干渉を通じて接触しており、捜査隊の面々を潰しにかかってきていた。
そして二度目の接触にて真犯人を依り代にその姿を表し、自身の行動を「人の総意」と称して番長(主人公)たちの前に立ちはだかり、『捜査隊の意思=今まで通りの世界』が通すに値する“答え”なのかを試すべく、戦いを挑んでくる。