概要
西富士宮駅は、静岡県富士宮市貴船町にあるJR東海身延線の駅。
駅番号はCC07。
富士宮市の市街地西端にあり、駅前には商店街がある。
有人駅で、身延線TOICAエリア端駅。
富士駅から区間列車が多く設定され、当駅から甲府駅方面へ向かう列車は少なくなる。
略歴
1927年に、富士身延鉄道「大宮西町駅」として開業し、1941年に国有鉄道の駅になる。
1942年10月1日に、西富士宮駅に改称する。
1960年7月10日に貨物、1984年2月1日に荷物の取り扱いを廃止。
1995年10月1日のダイヤ改正で、急行富士川が特急化されたことにより通過駅に変更。
2010年3月13日からTOICAエリアに含まれるようになった。
2015年3月29日、エレベーターが設置される。
駅構造
1面2線の地上駅。駅舎は木造2建てで、2階は駅事務室である。
ホームと駅舎の間は跨線橋で結ばれ、エレベータが設置されている。
駅舎側が1番線。
この他、ホームの西側に留置線3本と、車庫がある保線車両用留置線1本がある。
隣の駅
富士宮駅側は踏切渋滞解消のため2012年に高架化されている。県道76号線を跨いだ後再び地上へ戻り、富士宮駅に到達する。富士宮駅までは1km強とそんなに離れていない。
沼久保駅側は線路が左方向へ180度カーブを描いており、列車の進行方向が南向きへ変わる。このため、沼久保駅は西富士宮駅より南側にあり、列車から富士山が見える方角も逆になる。
利用状況
1993年は2200人の乗車客があったが、2019年は1237人と減少傾向にある。
その他
ちなみに、富士山浅間大社は西富士宮駅と富士宮駅のほぼ中間地点にあるため、富士宮駅から行くことも可能。