ロックマンX8
ろっくまんえっくすえいと
「ロックマンX8」は、ロックマンXシリーズの8作品目である。
概要
ロックマンXシリーズ完結編として制作された作品である。前作X7で採用された3Dアクションが不完全で難のあるものであったため、ポリゴングラフィックは継承しつつアクションは従来の2Dに戻されている(前作における3D視点は限定的な場面のみとなり主にライドチェイサーに乗るステージだけになった)。
それに伴い、過去作から積み上げられたアクションギミックも整理されており、従来のXシリーズらしいアクションゲームとなった。
キャラクターデザインも少し変更されており、四肢が膨らんだ従来のキャラクターデザインからすると整った印象のデザインになった。
ストーリー
レプリロイドのたび重なる騒乱により荒廃に歯止めがきかない地球を見限った人類は、生存の途を宇宙へと求めた。その計画は、軌道エレベーター・ヤコブの完成により本格的に始動。
開拓・建設のために多くのレプリロイドが、衛星ムーンへと送られていった。
本計画のために新たに誕生した新世代型レプリロイドは、DNAを利用することによって誰にでも変身できるという脅威の性能を備えていた。それは、あの滅んだはずのシグマのDNAも例外ではなかった。
そして、計画が着々と進む中、またしても勃発するイレギュラー群の反乱。
登場キャラクター
8ボス
- オプティック・サンフラワード (CV:ターキー)
- グラビテイト・アントニオン (CV:石田隼大)
- ダークネイド・カマキール (CV:岩鶴恒義)
- ギガボルト・ドクラーゲン (CV:三間はるな)
- バーン・コケコッカー (CV:工藤恭造)
- アイスノー・イエティンガー (CV:佐々山洋一)
- アースロック・トリロビッチ (CV:工藤恭造)
- バンブー・パンデモニウム (CV:万田さざめ)
余談
ところがアクセルのみ明らかに続編を示唆するような終わり方を迎えてしまったため、X5とは違う意味でファンの間にわだかまりを残した。
- 実はロックマン9が発売された時期にCapcom Unityという海外のCAPCOM公式ブログでファンから「16bitのSFCグラフィックで『ロックマンX9』を作るのはどうですか?」という質問が寄せられ、当時まだCAPCOMに在籍していた稲船敬二氏が「素晴らしいアイデア。将来機会があれば、間違いなく試してみたい。」と返答している(しかし、その後稲船氏が退社、更に彼の退社に伴いロックマンシリーズの開発そのものがストップしてしまったこともあって未だに続編は製作されていない)。
- 本作とイレハンを以って一時終了してしまったXシリーズだが2018年の「ロックマンXアニバーサリーコレクション」の発売で新規ファンにも知名度をある程度獲得し、2020年にはスマホアプリで最新作「ロックマンXDiVE」の配信が予定されている。