概要
モナークによる呼称 | ヘルホーク |
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種別 | アクシピターインファーナム |
翼長 | 226フィート(約69m) |
体重 | 14,000トン(平均。北半球空洞)、4,600トン(南半球空洞) |
(※公式パンフレットより)
『GODZILLAvsKONG』に登場した怪獣の一種。(タイタンに含まれるかは不明)
怪獣たちの故郷である地球の地下空洞の深淵の暗闇に棲息しており、「ヘルホーク(地獄の鷹)」の名前の通り猛禽類などの鳥のような姿をしているが体に羽毛はほとんど生えておらず、翼は翼竜やコウモリのような皮膜になっており醜悪な容姿をしている。
設定上ではあるが上記にあるように何故か北半球と南半球とで体重が3倍近くも異なっている。
暗闇に適応しており、視覚は暗闇の中でしか働かないが、敏感な神経を持つ翼がソナーセンサーとなり、瞬きのようなわずかな音さえも察知できる。
(他と比較したら)あまり大きい怪獣ではないが、生態は肉食で獰猛な「破壊者」たる習性を持ち、群れを作って暗闇での僅かな動きに反応して尖ったクチバシ「バーサーカービーク」で獲物を射止める。彼らから隠れることも逃げることもできないうえ、捕まったら猛禽類よろしく生きたまま啄んでくるため、「彼らに捕まるのなら、その前に死んでしまったほうがマシ」と願わずにはいられないだろう。
余談
予告編にも一瞬映っていたが、ソフビ情報で名前が判明するまでラドンの同族かサイコ・バルチャーの一種、またはカマソッソではないかと疑われていた(後にサイコ・バルチャーも本編に登場したほか、カマソッソもアメコミにてコングと闘いを繰り広げてはいた)。
「コングの住処に生息する醜悪な外見の巨大飛行生物」はキングコング原作のプテラノドンや、2005年版キングコングに登場した飛翔性の巨大げっ歯類「テラプスモルダックス」のオマージュとも考えられる。
劇中の動向
以下、ネタバレなため要注意。
地下空洞にあるコングの祖先が築いた巨大な神殿の天井にコウモリよろしく群生していた。
コングの新たな故郷と地下のエネルギーを探すため地下空洞を訪れたコングとモナーク、エイペックス社一向が来た時はおとなしく様子を伺っていたが、地上(香港)に上陸したゴジラの振動によってパニックになり活動的になり、そのまま本性を現しモナーク一行に銃を突きつけたエイペックス社の兵士たちやコングを襲撃。
モナークの一行を避難させようとしたパイロットを彼らの目の前で捕らえて啄み、そのおこぼれにあずかろうとするも失敗した別個体が彼らに襲いかかろうとした直後、コングの存在を察知したゴジラが地上から放った熱線が地下空洞まで貫通し、その衝撃で吹き飛ばされ絶命。さらにコングの祖先の神殿も崩壊した。