タンバリン(ドラゴンボール)
たんばりん
「まったく 殺すというのはいい気分だぜ」
概要
CV:中尾隆聖
漫画『ドラゴンボール』「ピッコロ大魔王編」に登場する魔族。身長は188cmで体重は74kg。緑色の肌に半魚人のような顔、背中から翼が生えているのが特徴。
魔封波を恐れた初代ピッコロ大魔王が口から吐き出した卵から生まれた魔族で、大魔王の命令でギランやナム等世界各地の様々な格闘家を殺して回った。
第22回天下一武道会終了後、クリリンを暗殺して四星球を強奪。怒りに燃える孫悟空を返り討ちにし、筋斗雲を破壊すると大魔王の下に帰還し、改めて格闘家暗殺を遂行した。アニメではチャパ王、パンプット、バクテリアンを殺す場面が描かれ、道を尋ねる為に立ち寄った島でヤムチャに出会って戦ったが大魔王の指令が届いたため戦いを中断した。天下一武道会で力を使い果たし、空腹で力が出せなかったとはいえクリリンに続き悟空まで倒すという行為は当時多くの読者に衝撃を与えた。
その後、シンバルが殺されたのを知るとヤジロベーの持っていた一星球を奪い取ろうとするが、そこにかけつけた満腹になった悟空には敵わず、飛んで逃げようとした所でかめはめ波を受けて木端微塵に消し飛ばされた。
クリリンと筋斗雲の直接の仇を討った悟空だったが、シンバルに続いて、タンバリンも倒されたことで、遂にピッコロ大魔王自らと対立することになった。
その後、物語が進むにつれ多くの敵が登場し、彼の再登場はなかったがブウ編後を描くドラゴンボール超の第75話で修業の島を訪れたクリリンと悟空の前に幻影として再登場。クリリンはこの時点で3回も他殺の憂き目に遭っているが、2度目と3度目の下手人であるフリーザや魔人ブウの幻影より怯えるなど、彼の心に相当な深手を負わせていることを知らしめた。
能力
高い飛行能力の他、口からビームを放つことが出来る。アニメ版ではコウモリのようにさかさまに天井に止まるシーンもあり、原作では省略されたクリリンを蹴り殺す描写が追加されている。
更に、アニメ版では掌から放電してバクテリアンを感電死させた。