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島袋光年の編集履歴

2021-07-19 18:04:09 バージョン

島袋光年

しまぶくろみつとし

日本の漫画家。主に週刊少年ジャンプで執筆している。

概要

1975年5月19日生まれ。血液型はO型。沖縄県那覇市出身。

なお、お笑いコンビスリムクラブの真栄田賢は中学時代の同級生。『アメトーーク』に真栄田が出演した際には(真栄田が執筆した漫画を読んで)「これは…一般紙では無理だ」と発言したエピソードが語られた。


愛称はしまぶー(同名のYouTuberとは別人)、「しまぶく」

『たけし!』作中では自分自身を「しまぶー」として登場させており、ある時は「レストランしまぶー」の店主、ある時は漫画家としてたけしたちを騒動に巻き込み、しまいには主役になるエピソードも何度か描かれた。なお、初期が「コックキャラ」だった理由はサンジが好きだから」。

作者でありながら、数あるキャラを抑え人気投票で5位→5位→1位になるという暴挙を成し遂げた。


略歴

1997年にギャグ漫画世紀末リーダー伝たけし!』で連載デビュー。

同作は1990年代後半から2000年代前半にかけて人気を博し、2001年には第46回『小学館漫画賞児童部門』を受賞。連載当時は『高額納税者番付』の神奈川県部門にも掲載されていた。


『たけし!』の大ヒットで、ジャンプを代表する漫画家の一人にまで上り詰めていたが、2002年に出会い系サイトで知り合った16歳の女子高校生に8万円を渡して援助交際(買春行為)をしたとして、神奈川県警に児童買春禁止法違反で逮捕されてしまう。その後、懲役2年・執行猶予4年の判決を受け、『たけし!』の連載は未完のまま打ち切られてしまった。


2004年になって、『スーパージャンプ』にてスポーツ漫画RING』を連載することで復帰を果たし、絶版になっていた『たけし!』もワイド版になって復活。『スーパージャンプ』にて『世紀末リーダー伝たけし! 完結編』も連載され、同年11月に完結した。


その後、『赤マルジャンプ』や『週刊少年ジャンプ』で何度かの読切作品掲載を経て、2008年5月より(『たけし!』時代に執筆した読み切りを下敷きにした)『トリコ』の連載を開始。6年ぶりに本誌での連載を再開し、完全復活を果たした。

『トリコ』はテレビアニメ化などメディアミックスにも恵まれ、8年間の長期連載を経て終了。


トリコ以降は読み切りを散発的に発表。2018年には『BUILD KING』の読み切り版が発表された。

2020年、『BUILD KING』で再び週刊少年ジャンプでの連載を開始。2021年19号で連載終了したが、単行本最終巻に続きの物語が掲載される予定である。


作風

絵柄は全体的にインパクト重視で、細かな描き込みは抑え気味。また、デフォルメの効いたキャラクターデザインも特徴的である。


キャラクターは基本的にギャグマンガ的なボケやツッコミの分かりやすい性格のものが多い。

バトル描写に関しては、00年代以降の、特殊能力の弱点を分析して戦う心理戦や頭脳戦よりも、分かりやすくぶん殴るタイプの描写が多く、とにかく難しいことは考えずに読み進めるタイプの80年代ジャンプの王道を行く漫画スタイルを取っている。

総じて、王道的な少年漫画家といえるスタイルの持ち主である。


一方で王道の一つの要素である「物語を通じた主人公の成長」の描写についてはやや苦手とする傾向がある。

『たけし』と『トリコ』では、精神的に成熟した主人公が進行役を務める展開であったが、『BUILD KING』では人間として未成熟な主人公が冒険、戦いを通じて成長していくという展開が取られた。しかし、主人公の実力や肩書きの描写がないまま次々と設定が増え、能力やそれを生かしたバトルもキャラクターごとの特徴がはっきりしないまま進行するといった点は読者から批判されていた。

これに加え、インターネット上では「主人公(とんかち)の顔がトリコでいう小松の系統で、一昔前のギャグ漫画という感じが強くて気になる」「読み切り版から主人公や設定が変更になり、安易なバトルものになってしまった」という意見が見られる。


作品

世紀末リーダー伝たけし!(1997年- 2002年- 2005年)

RING (2004年 - 2005年)

トリコ(2008年 - 2016年)

BUILD KING(2020年-2021年)


関連人物

尾田栄一郎

同時期にデビューし、連載が決まった時はお互いに電話で喜び合った仲。島袋が逮捕され、 本人及び作品の評価が下がっていた時に、「そりゃ世間の言う通りですが、人の立場の変動により、とたんにキバをむく人間の形相が僕は一番恐い。」と、世間への皮肉とも取れるコメントを出した。後に彼とは『ONEPIECE』と『トリコ』のコラボ企画も行った。


岸本斉史

尾田先生と同じく同世代作家で、ジャンプの特別企画で互いの代表作『NARUTO』と『トリコ』を絡めた対談をしたこともある。


板垣恵介

集英社に対して『たけし』打ち切りについて「作者に問題があってもいい作品はいい作品!絶版にするなよ!」と批判し、後に島袋と酒を飲むなど、親交を深めた。その際に「あの島袋光年氏と酒飲んだ。もちろん報道とは大違いのナイスガイだった。」と語っている。


木多康昭

友人にして同期の漫画家。一足先に『幕張』でデビューを果たし、しまぶーからは「いつも俺の少し先を行く男」と評されていた。

その後色々あってマガジン系列に移った後、『喧嘩商売』の第1話で「女子高生に詳しい島袋先生」を出し、しまぶーに手荒なエール(?)を送った。


関連タグ

漫画家

シマーブー…喜界島に伝わる、塗り壁に似た妖怪だとされる。

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