概要
天王寺大和が「憤怒の仮面」によりディアボロスとなった姿。
世界毎に辿る運命が大きく異なる為それぞれ解説する。
原初の黒の世界
クレプスと共に「黒の世界」の最後の生き残りとなる。
自身の仮面を託した後、ウリエルA.T.から得た時間転移能力でクレプスを過去に飛ばし、死亡。
並行世界Y.T.編
弓弦羽ミサキと戦斗怜亜を神祖の「暴食」「色欲」の仮面によりディアボロス「ベルゼブブ」「アスモデウス」に変え弟である天王寺飛鳥、協力者の上柚木綾瀬、上柚木さくらと対峙、飛鳥に討伐される。
現代世界
クレプスの策によりイリューダ・オロンドとマルディシオンによって瀕死の重傷を負った大和が仮面を被りディアボロス化、彼を利用しようとしていたエレシュキガル、最初から自分を生贄にするつもりだったクレプスの血肉を取り込み、本来以上の状態で覚醒する。
だが、サタンの意識は完全に大和の肉体に馴染めておらず…。
狂魔王サタン
「剣臨」によって並行世界の可能性を引き寄せられたことで完全体に匹敵する状態となった現代のサタン。
黒崎神門がその力に目を付け、事態を打破する一手に利用される事となる。
最期
神門の挑発に乗り、自身の最大威力の攻撃を放つも、「アドミニストレータ ソル」としての可能性をその身に宿していた神門がその攻撃をディアボロスを生み出すために必要な「冥界」に直撃するコースで反射させ、仮面と冥界のシステムを破壊、サタンとマンモンを元に戻したが、この際に受けた衝撃で神門は時空の狭間を漂うこととなった。
ifの可能性
「ディンギル」による介入で実現しなかったものの、「白の世界」において稀に起こる可能性として、大和もエンジェル化し、ウリエルと共同統治を行い平和な世界を作るというものがある。
その場合におけるサタンは「優しい魔王」至聖翼サタンとなっている。