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ドラグーン(ドラグナー)の編集履歴

2021-07-29 21:39:20 バージョン

ドラグーン(ドラグナー)

どらぐーん

ドラグーンとは機甲戦記ドラグナーに登場するメタルアーマー(人型ロボット)の一機である。

データ

形式番号MBD-1A
頭頂高17.6m
重量79.2t(運航自重)、116.8t(最大発進重量)
装甲材質マルチプルハイブリッド型ゼライトコーティング済
出力28万ポンド(ドライ)、34万ポンド(CMP)
武装55.6mmハンドレールガンLPS22型、迫兵戦用レーザーソード×1、460mmレールキャノンKGX-9型×1、10連デュアルミサイルポッド

概要

メタルアーマー・ドラグーン

地球連合に亡命したラング・プラート博士の指揮で中国の重慶基地において設計と開発が行われたドラグナー量産型にして地球連合軍初のメタルアーマー

ドラグナー各3機の特性である戦闘攻撃偵察を一つにまとめて設計されており、最新技術と連合の技術も盛り込まれている(つまり全部乗せ)。


フライトユニットは標準装備されている為大気圏内での飛行も可能。ロケットエンジンに換装することでノンオプションでの大気圏外活動も可能とした。フレームは試作機のものをベースにパーツが簡略化され量産性が高められたものを使用し、改良型の核融合炉や姿勢制御バーニアを採用、D-1と同等の運動性を発揮する。胸部にはD-3のものを集約した電子機器を備える。D-2のレールキャノンの改良型を右肩に、ミサイルポッドを翼部に装備しているため中遠距離攻撃にも対応し、結果的に汎用機としての総合性能はD兵器以上となった。その上、コンピュータの補助により操縦の大半が制御されるため、練度の低いパイロットであっても高度な操縦を可能としている。


生産性も高めに設計されており、ギガノス製メタルアーマーと構造・パーツの共通化により接収した工場で即座に生産可能なほどの互換性まで確保している。このことから見ても、ドラグーンの恐ろしいまでの汎用性は今までの量産型ロボットにないインパクトを与えることとなったといえよう。


これの完成に伴いD兵器はお役御免となってしまうがラング博士の提案でD兵器はカスタム化され、より突出した性能を持つに至っている。


登場当初はパイロットの技量や経験差から性能を発揮できずに倒される事も多かったがこれまでギガノス軍のメタルアーマーに辛酸をなめさせられていた地球連合軍は量産・配備されたドラグーンを主力機として各地で反攻作戦を開始、ギガノスは一気に劣勢へと追い込まれていくこととなる。


欠点は汎用性を優先したため他のメタルアーマーと比べても平均的な性能で突出した特徴がないことだが、これには強力なメタルアーマーを少しでも早く製造し数をそろえたいという連合側の台所事情が関係している。しかしそれは今ある技術を全投入し究極のメタルアーマーを開発するというラング博士本来の構想とはかけ離れたものであるため、D兵器のカスタマイズを実行したといわれている。


「主人公機より強い量産機」

それまでロボットアニメの量産機試作機(=主人公機)の廉価版で低性能というのが常識であったが、このドラグーンは正真正銘の試作機より高性能の量産機であり、パイロット次第で強くも弱くもなる機体でもあった。ドラグーンの設定はそれ以降のロボットアニメの量産機にも影響を与えており、単なるやられ役という認識を一変させた。主役機よりも高性能という設定は良くも悪くもリアルロボットの立ち位置を変えたといえなくもない。現在のロボットアニメでは主役機より性能が高い量産機の登場は定番となっているが、大抵は後半でより強力な機体に乗り換える(もしくは機体の改修パワーアップ)ことで主役機の格差を保っているといえる。


実際、現実の量産機は試作機より高性能なのが常識であり、試作機はあくまでテストヘッドでしかないのが現状である。しかしロボットアニメの量産機はあくまでやられメカであり、主役機である試作機より弱体化しているのが常識であった。

ドラグーンは現実寄りのスペックであるため量産機としては高性能なのは当然といえる(熟練パイロットが搭乗した際には敵メタルアーマーを一蹴する活躍を見せている)。しかし劇中では主人公チームを活躍させる都合上やられメカ扱いになるケースも多く、集団出撃が基本であったことも拍車をかけていた。とはいえ、劇中では詳しく描かれなかったものの戦況をひっくり返すほどの戦果を挙げており、短期間でギガノスを地球圏から撤退させ本拠地である月にまで戦力を衰退させることに成功している。



バリエーション

  • ドラグーン1

型式番号MBD-01F。背部に専用のキャバリアーユニットを装備した戦闘特化タイプ。

  • ドラグーン2

型式番号MBD-02A。攻撃特化タイプ。75mmハンドレールガン、240mmレールキャノン×2、2連装75mm自動砲1門を装備する。

  • ドラグーン3

型式番号MBD-03R。偵察型。各部にレーダーを追加。探知能力はD-3よりも向上した。大気圏内飛行の際は背部メインスラスターをフライトユニットに換装する。


以上の3種は基となったD兵器各機のコンセプトを復活させた機体で、ラング博士が本来考案した量産計画でもある。本来のドラグーンはD-1を基としたメタルアーマーで、状況に応じて各形態に換装する仕様だった。


関連タグ

機甲戦記ドラグナー ドラグナー

メタルアーマー

量産型


ジム他のロボットアニメにおける同じポジションの量産機。こっちは大元よりも簡略化しているため性能的には劣っており、やられメカではあるが時折活躍することもある。

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