スカトロ
すかとろ
概要
排泄物をテーマにしたイラストにつけられるタグ。
スカトロジー(糞便学)の略であり、Pixivにおいては専ら「糞尿趣味」の意味で用いられる。
詳しくはWikipedia「スカトロジー」の項目を参照のこと。
スカトロタグでは尿・便の区別をつけていないため、それぞれのプレイに絞ってイラストを探すには不向きである。
英語でのタグはscat。
コロコ◯でありそうなギャグ(小二病)で近い表現があるが、こちらはR18、シリアスの表現ではなく、「排泄物のKYさ、恐怖、概念そのもの」を笑いの題材にしている。
スカトロの種類
尿(おしっこ、聖水)
近年では(その方面の専門でない)成年コミックなどにも散見されるシチュエーションだ。
しかし、苦手な人には害であることに変わりはなく、投稿する場合はイラストに見合ったタグをつけることを推奨したい。
傾向としては、大便よりも若干低年層のキャラクターが多く描かれるようだ。
糞(うんこ、大便)
スカトロタグでより多くのイラストがヒットするのはこちらだが、耐性のない人に考慮してか、R-18Gタグと併用するのが暗黙の了解となっている(あくまで自主規制でしかなく、pixivのガイドラインで厳に規定されているわけではない)。
傾向としては、尿よりもややハードルが高い。
トンチル(糞塗り)
3人で出した糞を手で掬いながらお互いの体にぬりあったり……
このジャンルにおいても特に人を選ぶ超級者向けである
このジャンル全般の注意事項
ジャンル外との摩擦
生理的に受け入れられず、過剰反応を示し嫌悪感を顕わにしまう人は多い。
そのためガチホモ等と同じく荒らしの手段として場を引っ掻き回すのに有効であり、今なお荒らしの手段として広く用いられている。
スカトロは今なおごく一部のみの特異な趣向である為、過剰反応する人間の側が多数派になりやすい事に気を付けておこう。
ジャンル内同士の摩擦
同じスカトロ趣味を持つ者同士でも、互いの許容範囲によっては受け入れられなかったりする。
「羞恥心」「快楽」のあるなし、「汚れ」「タブー」に対する捉え方、「強制」「食糞」への拘りなど、組み合わせによっては全く違う趣味になってしまうためだ。
特に「尿」「糞」「嘔吐物」同士の溝は意外に深く、「食糞」に至っては「ハードスカトロ」として壁を隔てている程である。
例えば、排尿を我慢する姿のみを重視し性行為などむしろ邪魔と考えるスカトロ趣味の人にとって、性行為をしながら飲尿食糞をするスカトロ行為は吐き気を催す嫌悪対象でしかなく、逆の視点で見てもお漏らしと性行為という本番の無いスカトロ詐欺であると受け止められかねず、分かり合えない。
特異な趣向であるがゆえに逆に譲れない拘りは強い事に気を付けておこう。
以上のことから、不要な軋轢を避ける意味でも、前述のようにこのジャンルの作品をR-18Gの作品に設定するなどタグを活用し、明確な棲み分けを行った方がよいだろう。