概要
映画『スーパーヒーロー戦記』にてアガスティアベースに保管されている本。
解放されれば世界の構造が歪むとまで言われており、それを死蔵・封印するためにアガスティアベースが作られた。
その正体は、『仮面ライダー』『秘密戦隊ゴレンジャー』といった仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズをはじめ、『人造人間キカイダー』『快傑ズバット』といった東映特撮、もっと言うならば石ノ森ヒーローに関連する書物である。
本来『仮面ライダーセイバー』の世界にはワンダーライドブックの存在の関係上「物語に描かれた世界は全て実在する」という基礎構造がある。そのため、『機界戦隊ゼンカイジャー』といった東映特撮の書物が解放されれば、そこに描かれているヒーロー達と悪との戦いが、第四の壁を越え『セイバーの世界』に解放される事になる。
アガスティアベースは本来この事態を防ぐために配置されたのだが、かつて組織に反乱を起こして失敗したサウザンベースの兵士であるアスモデウスも石化した状態でここに封じられており、クロコダイオーが通過したのと同じタイミングで封印が解けて覚醒。
禁書を解放し、ヒーローそのものを消し去るべく動き出す事となった。