CV:宮野真守(日本語吹き替え)ジェイク・ジョンソン(原語版)
概要
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』で登場した別世界のスパイダーマンの1人。
マイルス・モラレスがいる世界のピーター・パーカーと違ってミドルネームがあり、年齢が40代の中年である。ミドルネームの「B」はおそらく原作の設定の「ベンジャミン」であると思われる。
2022年公開予定の続編映画(タイトル未定)にも再登場し、本編のその後が描かれることも発表されている(参照)。
人物像
元いた世界では本家のピーターと同じくヒーローとして活躍していたが、20年以上ヒーロー活動に打ち込み過ぎたせいで子供も作らず、妻のMJとも離婚してしまい、更には投資に失敗して人生転落してしまった。メイおばさんも既に他界している。
現在はかつての面影はほとんど残っておらず、腹もすっかり突き出ている等、
ある意味、民衆が憧れて目指した『ヒーロー』のなれの果てとも言える人物になってしまっている。それでも、現在もしっかりニューヨークの街を救っている。
一人称も他のスパイダーマンの媒体でピーターは「僕」と翻訳されることが多いのに対しピーター・B・パーカーは「俺」となっている(マイルスの世界のピーターは26歳ということもあってか従来通り「僕」となっている)。
作中での活躍
次元転移でマイルスと偶然出会い、彼からスパイダーマンとしての指南を乞われ、嫌々ながらそれを了承し、奇妙な師弟関係が出来上がる。
上記の経緯から当初はやさぐれた皮肉屋として振舞っていたが、戦いの中徐々にかつての戦士としての気力を取り戻し、自らを犠牲にしてでも他のスパイダーマン達を元の世界に戻そうと尽力する。 また、長年スパイダーマンとして活躍しただけあってかなり強い。そして他のスパイダーマンと比べると一番のベテランでブランクを感じさせない程の高い戦闘能力を見せている。そう、ピーター・B・パーカーは決める時はしっかり決める強いスパイダーマンである。
関連動画
紹介動画
戦闘シーンまとめ(後半からピーター・B・パーカー)
余談
とあるシーンでアース616と世界が繋がってるシーンがあり、彼が「アース-616の出身=正史のスパイダーマン」であるという説が一部で拡散されたが、彼はアースTRN701の出身なので誤解をしないように注意。
という話が話題になっていた事もあるが、「TRN-○○」というアースナンバーは非公式ファンサイトが出身アースが明確では無いキャラに振っている仮ナンバーであり、公式では彼のアースナンバーは発表されていないだけである。
関連イラスト
関連タグ
ピーター・パーカー マイルス・モラレス スパイダーグウェン スパイダーマン・ノワール ペニー・パーカー スパイダーハム メリー・ジェーン・ワトソン
小森ユウ…同じく世間の荒波に揉まれて心が折れたスパイダーマンであるが、大切な人を失っただけでなく、守るべき民衆の醜い本性や無理難題、その裏で犠牲となる被害者を目の当たりにした事でヒーローとしての正義感を見失うなど、Bパーカー以上に不幸なスパイダーマンと言える。
ウルトラマンゼロ…中の人が同じヒーロー繋がり。