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Windows11の編集履歴

2021-08-21 20:09:00 バージョン

Windows11

ういんどうずいれぶん

Microsoftが開発しているオペレーティングシステム。

概要

Microsoftが開発しているOSで、Windows10の後継。


Windows10が発売された当初、Microsoftは「Windows10はWindowsの最後のバージョンである」と述べており、それ以降はWindows10の大型アップデートが主流となって新OSの開発は行われなくなるはずだった。だが2021年にWindows10Home/Proのサポート期限、10Xの開発中止、次世代OSを匂わせる発表を行った。


さらに2021年6月15日にWindows11β版のスクリーンショットがネット上に流出し、OSのISOファイルもアップされた(後にMicrosoftのクレームがつき削除)。

そして2021年6月24日(日本時間では25日)に開催されたイベントにてWindows11が正式発表された。


正式リリースは2021年後半の予定。


旧OSからのアップグレード

Windows10からの無料アップグレードに対応することが発表されている。

また、β版のプログラムによると788.1のプロダクトキーでもライセンス認証が可能になることが判明しており、製品版がどうなるかは分からないが、7・8・8.1も無料アップグレードの対象になる可能性がある。


特徴

タスクバー

今までタスクバーアイコン(スタートボタンやアプリ)が左寄せだったが、今回はデフォルトで中央になっている。設定変更で今までのような左寄せにすることは可能。なお、これは開発中止になったWindows10Xと同じ特徴である。


Androidアプリとの互換性

Android互換環境を搭載しており、Windows11からMicrosoftStoreにてAndroidアプリをダウンロードし、パソコンにインストールすることができるようになる。


Arm版Windowsとの互換性

Arm版Windows(ARM64)でもx64版アプリが動くようになった。これまでのArm版Windowsは対応アプリがほとんどなかった(アプリをARM64向けに書き換えなければならないため)ので普及が進まなかったが、ARM64とx64の共通基盤が整ったことにより、Snapdragonなどスマホ向けSoCを搭載したWindowsパソコンの普及が期待される。同一のバイナリにx64とARM64のコードを混在させることができるため、開発者は性能が求められる部分からArmのコードに書き換えを進めればよい(かつてAppleClassic MacOSで68KからPowerPCへの移行時に使った手法と似ている)。


システム要件(x64版)

ようやく32ビット版がなくなり、64ビット専用となった。

最小要件備考
CPU2コア1GHz以上当初から要件が緩和された※1
メモリ4GB以上
ディスク容量64GB以上
システム ファームウェアUEFI、セキュアブート対応レガシーファームウェアは不可※2
TPMバージョン 2.0
グラフィックカードMicrosoft DirectX 12 グラフィックスデバイス(WDDM2.0ドライバー付き)GeForce400Series以降の対応
ディスプレイ9インチ以上で8ビットカラーの高解像度(720p)
その他Microsoftアカウントとインターネットアクセスライセンス認証に必要

※1Windows11発表時は、セキュリティ機能を重視しIntelの第8世代Core及びAMDの2000番台(APUは3000番台)以降のプロセッサが必須とされていたが、大幅に要件が緩和された。


※2自作PCの場合、最新のパーツを使用してもBIOSを使っていることがあるので注意が必要。近年のメーカー製PCの場合、内部構成をいじっていなければ大体は対応している。


関連タグ

Microsoft OS Windows WindowsNT


Windows10Windows11→?


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