概要
無数の吸血蛭が一塊になり、人間の上半身のような形を成した怪物である。
攻撃手段は腕のような触手による打撃、あるいは蛭の塊を発射する遠距離攻撃。
更にダメージを受けると泥沼から蛭を集めてHPを回復する能力を持つ。
また、プレイヤーがまき散らされた蛭に触れたり泥沼の中に入ると、体中に蛭がまとわりつき、吸血されてHPが減少し続けるうえ、回復アイテムの効果も半減する毒状態に似た状態異常に陥る。(これはアイテムなどでは解除できず、泥沼から上がって時間経過を待つほかない)
ボス部屋はステージと同様、崖沿いの足場を進んで谷底へ下っていく形であり、ヒル溜り本体はステージ最奥の泥沼の中から動かない。プレイヤーが部屋の奥まで下っている最中は蛭の塊を発射して遠距離攻撃を仕掛ける。接近すると攻撃範囲の広い触手叩きつけや、ラリアットの如き触手薙ぎ払い攻撃、蛭の塊を複数発射する撒き散らし攻撃を使用し始める。
攻撃範囲が広く、ダメージを受けるとすぐに回復を図るため消耗戦に陥りがち。
ただし炎には弱いので、松脂で武器に炎属性エンチャントを施したり、炎系魔法、火矢などによるゴリ押しで攻めると、意外なほどあっさりと沈む。ストーンファング坑道-2で竜のロングソードを入手すれば楽に戦えるだろう。また、蛭弾を防げる障害物に隠れつつ、魔法や火矢を撃ち続けて倒す手段もある。
なお、身体を形成する蛭は腐れ谷-1道中にある廃屋の壁に張り付いているが、ヒル溜りを形成する蛭に比べて小さく、見た目に反して無害な背景演出に過ぎない。一方、事実上の続編ダークソウルでは大ヒルが敵として登場。腐れ谷の後継ステージとも言える「病み村」の毒沼でプレイヤーに襲い掛かってくる。
また余談ながら、MTGには『ヒル溜りの沼』という土地カードが存在するが、このデーモンとの関連性は不明である。
関連イラスト
グロテスクなせいか擬人化、AC化など特殊なシチュエーションが多い。
「ヒル溜まり」と誤植しているタグもある。