舞-HiME
CV:中原麻衣
主人公。16歳。本人曰く「どこにでもいる普通の女子高生」らしいが、母は幼少の頃に他界、父も1年前に事故死と両親はすでにおらず、身内は弟の巧海のみと、非凡な境遇。
作中一二を争うバスト87cmという巨乳の持ち主(ただしキャラ全体を含むと第4位。1位は真田紫子(B:89cm)、2位は二人いて珠洲城遥と姫野二三(共にB:88cm)となる)。
家庭的な面もあり、特に料理が上手(ただの即席ラーメンをなつきが「本当に即席ラーメンか?」とびっくりするほど美味しく作れる)。
HiMEのことについては風華学園にくるまで知らずにいて、学園には奨学金制度でやってきた。
エレメントは両手両足に装備される緑の勾玉がついた輪で、空中飛行、炎による攻撃と防御を可能としている。チャイルドはカグツチ。他のチャイルドに比べると特に大きく戦闘能力も高いがその分制御が難しいらしく、序盤は召喚することも拒んでいた。1度だけ別形態となったこともあり、従来の姿よりスピードが上がっており、一気に大気圏外へ飛びだせる推進力を持つ。
「巨乳」「姉」「料理上手」という属性てんこもりではあるものの、他のキャラクター達が盛大に動き回ったのと、悩み続けていたせいか主人公ながら少々不遇な立ち位置だったが、シリーズ総合人気投票では第4位にランクインするなど、人気は高い。
しかし第20話のブチ切れシーンは中原氏の演技も相まって視聴者にトラウマを植え付けている。
舞-乙HiME
今作ではジパング国・将軍家の姫君という設定。
所有GEMは「炎綬の紅玉(えんじゅのこうぎょく)」。
将軍の地位を引き継いだ弟・巧海の力になるべく家を出て、ガルデローベにやってきた。
シズル、ハルカの1年後輩で、ナツキとは同級生。どういう訳かミユとも長い付き合いらしい。
パール時はトリアスNo.1の実力者で、TVアニメ第5話では白のパールオトメ制服を着た彼女のポスターが、OVA4巻では失踪当時に舞衣が着ていた制服が登場している。
ちなみにコーラル時はシズルとコンビを組んでいたようだが、ドジを踏む事も多かった模様。
恋に破れた(とされる)先輩マイスターとして登場。前期OPでシルエットだったり扱いが不遇。
どうもスタッフの間に「ミョーなトラウマ」があったようで終盤近く(最終回の4話手前の22話終盤)まで登場できず、やっと出てこれたと思いきやもうお話は終わりと、完全においてけぼりをくらってしまっており、本人も最終回予告で「出てきたばっかりなのに!」と嘆いてる(それでも、アルタイを中心とする同盟軍を単独で壊滅させる戦闘力を見せているが…)。
そのせいかOVA「Zwei」では第1巻から登場しておりアリカとの合体技を披露したり、更に第4巻では前作の相棒・カグツチとガチンコバトルを繰り広げるなど、TVアニメでの鬱憤を晴らさせるかのように大活躍している。
「恋に破れガルべローデを出てさ迷っているうちに黒い谷に行きついた」とされているが、
「恋に破れガルべローデを出て」のくだりが事実と異なり、実際は世話になった一家と契約を約束するまでの懇意になっていたが、五柱に選ばれてしまって迷いが生じて旅に出た、というのが真相。恋云々はナツキの勘違いらしい。
黒い谷でミコトの罠にかかってしまい、その時持っていたマスター用のGEMを飲み込まれそのまま出てこないので、現在ミコトがマスターという状況にある。
当初は逃げ出そうかとも考えたようだが、すっかり馴染んでしまい、黒い谷でミコトと姉妹のように割と楽しく過ごしている。
色々と吹っ切れて精神的なゆとりが出来た為か、今作では悩み続けるアリカに道の一つを指し示す等、前作のような悲壮感は全く感じられず、「明るく面倒見の良いお姉さん」といった雰囲気を持ち合わせている。
こちらでも料理上手という設定は変わらず、王宮育ちのマシロが一口食べて箸を止めることなく完食している(家事能力もオトメの必須スキルの一つとなっている)。
ナギが起こした混乱終結後は巧海と再会するがジパングへは戻らず、そのまま黒い谷に収監されたシュヴァルツ構成員の監視役を務める。
黒い山が現世に復帰し「国立公園・猫神山」と改名されたあとラーメン屋を開店、チェーン店を出したいと希望してハルカからは「本店はエアリーズにしておきなさい」と言われていたらしい。
ローブは炎の性質を持っており、デザインは仮面ライダーの様なヒーローっぽさと同時に前作の制服姿を想起させ、赤いマフラー等、共通する部分も持ち合わせる。
エレメントである両腕の宝輪から炎を放ち、またベルト部分からは巨大サイズの宝輪を出現させ、その中をくぐると炎を纏った体当たり攻撃が使える。広範囲にわたるようで、OPでも遠慮なく発揮していた。
一方、エレメントである宝輪をコンロ代わりに使っていたりもする。
マイスター乙HiMEの力を何だと思ってんの…。
ちなみにキャラデザインを担当した久行氏のお気に入りキャラクターの一人。