CV:高橋裕吾
概要
1-J組在籍。13歳。
小さい頃に母親を亡くしてからは、常に舞衣に守られてきた。
心臓に持病を持っており、そのため姉の舞衣に負担を掛けていることに引け目を感じていた。
舞衣と離れて寮で暮らす様になってからは、少しずつ舞衣から自立しようとすると同時に舞衣の優しさを重荷に感じるようになってしまう。
寮では晶と同室。
晶が忍者の家系であることや、男装しているなどの彼女の事情を知るようになって距離が縮まっていき、また晶の「巧海に生きていて欲しい」という想いを知りそれを受け止め、生きたいと思い始める。
だが……20話で石上亘と真田紫子の策略によって晶が脱落することとなり、晶の大切な人になっていた巧海は消滅してしまう。
この時のお姉ちゃんの怒り様を知ったら彼はどう思っただろうか・・・?
最終話では風花真白のお陰で無事復活し、手術を受けるために晶と共にアメリカへ渡航。
DVDの特典映像では晶と共に船の上にいることから、無事手術は成功した様子。
舞-乙HiME
本作では、東方のジパング国将軍家の嫡男「鴇羽巧海頭忠頼」(ときは たくみのかみ ただより)として、護衛役の晶と共に登場。
先天性の胃弱を患っており1日3回の薬の服用が欠かせない。
マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルームの見合い相手としてヴィントブルームへ来訪。
但し、ヴィントブルームの現状を知るために晶に影武者を頼み、自身は正体を隠して街の散策に出た。
その時、偶然にもマシロも見合いを逃げ出していて偶然出会い散策するが、マシロの政策に関しては苦言を呈しており「この国の女王はやるべきことがある」とマシロに告げている。
マシロは巧海に惹かれていたが、既に晶と恋仲な上、彼女とのディープキス(薬の口移し)を見せつけられて玉砕している。
行方知れずとなった姉・舞衣を捜しており、失踪原因となった乙HiME制度を「国の重責を女の子だけに背負わせている」と批判し、良く思っていない。
ナギ・ダイ・アルタイ率いるアルタイのヴィント侵略時はエアリーズに協力し、資材を提供している。
戦後は舞衣と再会し、ヴィントブルームの式典来賓席で並んで座っている。
次回予告では本編では(前作も含めて)絡みの無いアカネ・ソワールとの掛け合いがあり、彼女から晶との関係を「相変わらず熱々ね」と揶揄われるも、「アカネさんに言われたくないです」と返している。
別メディア
アニメ版と設定の異なる他媒体では、病弱という点こそ一貫しているが、他の登場人物達と比較しても特に扱いの差が異なる。
漫画作品
『漫画版舞-HiME』
晶とは恋愛関係にならず、友人関係に留まっている。
中盤までは脇役だったが、終盤において突然発作を起こして死亡してしまい、舞衣を絶望のドン底に突き落とす。
だが、その直後に「黒曜の君」として復活。
全世界に宣戦布告し、ワシントンD.C.を壊滅させる。
祐一、舞衣、なつきの活躍により黒曜の君の正体だったヒルコが倒された後は無事救出され、蘇生の影響もあって病弱だった身体も回復し、風華学園の男子寮に引っ越す姿が描かれている。
黒曜の君に覚醒した時は左眼が変質しており、
配下である宇宙三大美少女(Queen)のマリー・アントワネットや楊貴妃と共に入浴するなど、彼女達との肉体関係を匂わせる描写がある。
『漫画版舞-乙HiME』
舞衣との血縁関係は無く、カルデア帝国次期皇帝、タクミ十三世として登場。
病弱な身体のため、車椅子に乗っている。
根は穏和な性格だが、自国の民を守るためなら私情を押し殺して非情な決断も辞さない冷徹な信念の持ち主として描かれている。
マイスターオトメであるアキラ・オクザキとは表向きには主従関係だが、根本的にはアニメ版と同様の関係。
対立国であるアルタイ公国の元首ナギ・ダイ・アルタイとは、互いに敵意を剥き出しにして隠そうともしない険悪な関係であった。
ゲーム作品
『舞-HiME 運命の系統樹』(修羅)
CV:沢城みゆき
年齢が9歳に変更されている。そのため、晶とは接点自体が存在しない。
殆どのルートで死亡してしまうが、姉である舞衣のルートでは誕生日に「海を見たい」という願いを叶えたことから安らかな表情で生涯を終え、死後に彼が師匠と慕っていた高村恭司が見つけた手紙が舞衣を再起させるきっかけを作った。
余談
両作品共に晶とのカップリングが人気で、公式人気投票では2作品共に静留&なつきに次ぐ第2位にランクインしている。末永くお幸せに!
2013年6月現在、キャラデザイン担当の久行氏の公式サイトのトップページにて、高等部に上がった二人のイラストが見られる。
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