ナツキ・クルーガー
なつきくるーがー
CV:千葉紗子
《マイスター乙HiME》
所有GEM・通称:氷雪の銀水晶(ひょうせつのぎんずいしょう)
マスター:真祖
クルーガー伯辺境領出身。ガルデローベの学園長兼ビューネ自治区国家元首。
伝説のマイスター乙HiME·五柱(ごちゅう)の一人(二の柱)。
最初は「怒ると怖い」という設定があったが、何故か途中から消えている。
ヘタレ属性はパワーアップしている。
エアリーズ亡命中途の19話で、前作同様にヒッチハイクをした際、同伴していたジュリエット・ナオ・チャンのイタズラでこれまた前作同様にあられもない姿を披露する事態になるが、その結果としてヒッチハイクした車が何とエアリーズ国境警備隊の車で、猥褻物陳列罪で纏めて現行犯逮捕され、ハルカ・アーミテージに大爆笑される羽目になった。
外見のモチーフは、玖我なつき。
本作のナツキは、エアリーズ共和国出身となっている。 彼女の視点から物語が進むことも多い。
アニメ版と性格・設定はほぼ同じであるが、それに加えエアリーズ共和国現大統領であるサエコ・クルーガーの娘で、天才少女科学者であるアリッサ・クルーガーの姉でもある。会議や事務的な仕事が性に合わないとかで政治家にはなりたくないと言っているが、アリッサからは「お母様と同じような仕事をしている」と指摘されている。
いつも毅然とした態度であり、マイスターオトメとしても一人の大人としても信頼は厚い優秀な女性なのだが、学園時代は現在のイメージとはかけ離れたドジな部分もあった。
現在でも、シズル・ヴィオーラのセクハラに遭うと弱い部分を曝け出してしまう。
欠点は、一度怒り出すと理不尽且つ職権乱用としか言いようの無い行動を起こすことである(その怒り方も凄まじく、怒り任せで机を壊してしまうほど)。他にも、
・アリカの成績不振対策を、彼女より年下で、教育者でも天才でもないマシロに丸投げ。
・援助者のいないアリカが、学費を払うために休日をアルバイト漬けにしていることを把握していない。
・アリカが「レナ・セイヤーズの娘」であることを黒い谷が崩壊する時点まで知らなかった。
・タクミ十三世による黒い谷崩壊でシュヴァルツが散り散りになった責任をマシロに追及する。
といった「教育者」や「国際機関・独立自治区の幹部」としては問題ある振る舞いが多々見られる。
他には、番外編の「SuperH」で酒を飲んで酔っ払った際、オヤジキャラになってしまっている。
黒科学を毛嫌いしており、妹のアリッサが連れて来たミユのことをシュヴァルツのスレイブと同一視して「ポンコツ」呼ばわりした(その際、アリッサが傷付いた顔をしていた)が、身を挺してまでアリッサを守る姿を見て、多少は認めるようになった。
当初はマシロを異分子と見做し威圧的に接していた。
ラド将軍によるヴィント市襲撃時の勇姿を知ってからは態度が柔らかくなるが、奇行・放言を露にしてマシロを呆れさせた。
上記の通り問題行動・発言だらけのナツキではあるが、本質的には生徒思いの人柄であり、生徒達からは慕われ、部下からは信頼されている。
シズルと共に、ヴィントの宰相兼大佐であるセルゲイ・オーギュストの様子を監視していたが、セルゲイが本性を露わにするまで詳細を掴むことは出来なかった。
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シズナツです。 舞-乙HiME、初視聴、最終話まで駆け抜けました。暖かく見守っていただき、ありがとうございました。 視聴中にも書きたいお話がたくさん浮かんだのですが、やはり最初は、本編では語られていなかったこの部分を、と思い書いてみました。たくさんの妄想捏造が入っておりますが、こちらも暖かい目で見ていただけると幸いです。 タイトルになっている言葉を言って欲しかったのですが随分と時間がかかってしまいました。 愛されている自覚は十分にあるのに、時折臆病になってしまう2人が好きです。 舞-HiMEが20周年ということで、色々と動きがあるようなので、みなさんと一緒に自分も楽しめたらなと思います。新参者ですがどうぞよろしくお願いいたします。7,665文字pixiv小説作品