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ラド

らど

舞-HiMEプロジェクトの内、TVアニメ「舞-乙HiME」及び同作の漫画版における登場人物。
目次 [非表示]

CV:関俊彦


アニメ版編集

アスワドのサイボーグの中ではリーダー格にあたる槍術使い。

二つの頭を持つ獣型のスレイブを従える。


マシロ姫の戴冠式の際にヴィントブルーム城に侵入し、「五柱」に名を連ねるマイスター乙HiMEの一人、シズル・ヴィオーラと互角以上に戦う実力者。

15年前にもヴィントブルーム王国を襲い、当時オトメを引退していたレナ・セイヤーズを殺害している。


アルタイ公国・シュヴァルツとの戦争においては、ナツキ・クルーガー達の援護としてトモエ・マルグリット率いるワルキューレ隊、スレイブ群と交戦した。


人間だった頃の名前は「レイト」。

元は人間であったが、ミドリ同様、アスワドに蔓延する伝染病に侵され、自身をサイボーグ化した。

前述した持病により余命幾何もないとされていたが、ヴィント事変後はガルデローベの技術供与により延命したようである。


前作では、神崎黎人

今作では、ミコトと兄妹かは不明。


漫画版編集

嘗ては、ガレリア出身の男性だったレイト・カンザキ。

完全義体化したシュヴァルツの幹部で、将軍の地位を持っている。

本作では、アリカの父親(但し、血の繋がりはないので義父)である。


黒い谷の民からは絶大な信頼を寄せられており、ミドリがヴィントブルームに囚われ不在の間はシュヴァルツの総指揮を執っていた。

シズルと互角の戦いを繰り広げる剛の者で、捨て石覚悟で戦っている武人肌の人物。

ただし、ヴィントの市街地襲撃に無辜の市民を巻き添えにするルーメンを同行させたり、義娘であるアリカの迎えに「夜の野獣」としか言いようの無いカズヤ・クラウゼクを派遣したことで彼女の貞操の危機を招いたりと、どうにも人選ミスが目に付く。


同じガレリア辺境伯領出身のレナ・セイヤーズとは、幼馴染であった。

そのためレナとは相思相愛だったが、彼女は恋を捨ててオトメになる道を選び、ラドも彼女と別れた後にシュヴァルツに参加し完全義体化の手術を受けている。

それ以降、完全に歩む道を違えた二人は会うこと無く、レナはオトメを引退した後にレイト以外の男と結ばれた。

だが……10年前、故郷のガレリアが「暗黒の魔神」と恐れられたHiMEの中で最強の力を持つMAIとそのチャイルドたる黒竜「カグツチ」によって襲撃された事件に駆けつけた際、焼け跡から偶然にもレナと再会。

愛する子供達を失った事などによるショックから心を病んでしまっていた彼女を黒い谷に迎え入れ、自身の妻として扱った。

ただ、悪く言えば「村一つ守れなかった元オトメ」と結婚することに、部下や黒い谷の民たちが反対しなかったのかは不明。


第18話において、アリカに自らが父親(義父)であることやレナの生存を伝え、シュヴァルツに迎え入れようとした。

血の繋がりは無くともアリカに対する愛情は強いのだが…前述の通りアリカの貞操がカズヤに奪われかねない事態を招いたり、本人の意思も確かめずに「アリカは我らと共に戦う」などと1人決めしたりと、誤解を招く言動・行動により、アリカ本人からは反発されていた。


タクミ十三世率いるカルデア帝国軍による黒い谷襲撃の際に、マシロとアリカの本契約の時間を稼ぐためにあえて盾となり致命傷を負ってしまう。

そして、マシロとアリカに未来と希望を託し、スケール三姉妹もろとも自爆した……。

死の間際に、アリカに父と呼ばれたことに喜びを感じながら「我が娘」と心の中で呼びかけている。


こちらのラドも、オリジナルは神崎黎人。

ただし、前作の漫画版では未登場。

デザインモチーフはギルティギアシリーズのジャスティス(頭の一部が酷似している)。


関連タグ編集

舞-乙HiME

関俊彦

神崎黎人

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