概要
- 体長:69メートル
- 体重:6万7千トン
第29話「夢みる勇気」、第30話「エクリプス」に登場。
カオスヘッダー・イブリースに続く2番目の実体カオスヘッダー。左右非対称な姿だったイブリースに対し、こちらは左右対称な姿になっている。イブリースをはるかに超えるパワーを持ち、目から出す怪光と手から出す波動弾デストログビームを武器とするほか、口から吐くカオス光で怪獣をカオス怪獣化する。体をカオスヘッダー化しての移動や、胸の「メタモルフォーゼコア」により他者に変身する事も可能。
また、恐ろしくずる賢い性格で、コスモスのトラウマを突く形でカオスエリガルの姿に変身して現れ、何とか元のエリガルに戻そうとコスモスがフルムーンレクトでエネルギーを消費したところで正体を現して攻撃し、コロナモードにも変身できないほどエネルギーを消費したコスモスを倒してしまった。
その後、力を失ったコスモスにとどめを刺すべく皆既日食の日に再び出現。駆けつけたリドリアスと戦い苦しめ、カオス光で再びカオスリドリアスにしようとしたものの、カオスヘッダーに対する抗体ができていたため体内で抑え込まれてしまい失敗。
復活したコスモスが駆け付け、コロナモードで挑んでもなお互角の戦いを展開したが、その中で日食の光によりエクリプスモードを体得。格闘戦では一方的にタコ殴られ、怪光を撃っても高速回転で全て弾かれ、ヤケクソとばかりに怪光とデストログビームを一斉発射してもゴールデンライトバリアで防がれた上に乱射しすぎて息切れしたところを押し返されて逆にダメージを負う…とあらゆる攻撃が通じず圧倒されると苦し紛れにリドリアスを盾にするが、コズミューム光線で自身(とリドリアスに取りついていたカオスヘッダー)だけ倒されるという最期を遂げる。
余談
鳴き声は『ウルトラマンティガ』に登場したガタノゾーアのアレンジ。ちなみにどちらも一度はウルトラマンを倒し、後にパワーアップしたウルトラマンに倒されるという共通点がある。
着ぐるみの頭部は第39・40話でカオスヘッダーが現した顔として使用された。