概要
男性の股間についている金玉への攻撃。
ご存知の通り、金玉は男性最大の急所。
金玉は男性の股間にぶらさがっているため、不意な事故や接触でも容易にダメージを受けてしまう。
女性の力でも、金玉を蹴り上げれば例えかすった程度でも悶絶させるほどの威力になる。
そのため、金的は男性に対する攻撃手段としては最も有効であり、護身術でも基本として取り上げられている。
ちなみに、急所はあくまでもキンタマ(玉)であってチンチン(竿)ではない。
そのため、男性のチンチンに真正面から蹴りを入れるのではなく、足首のスナップを効かせて男性器を下からすくうように蹴り上げ、つま先を金玉の裏側(副睾丸)にヒットさせるのが正しい蹴り方であるとされる。
副睾丸とは、金玉の裏側の痛覚神経が最も集中している部分で、白膜に覆われていない為むき出しとなっている。つまりは男性の急所中の急所。金的をされること自体ただでさえ痛いのに、そこを狙われようものなら男性の受けるダメージは尋常じゃない。
男性への最も有効な攻撃手段とされる金的だが、それもそのはず、筋肉で守られていない男性器を直接攻撃するのだ。男性の生殖機能を喪失させる危険があり武道では通常禁止されている。
ただし、空手の一部流派では男女で対戦する際のハンデとして女子から男子への金的蹴りが認められているのだとか…
金的を受けた男性の反応は、股間を手で押さえうずくまったり、またはピョンピョンと跳ねる(下腹部に押し上げられた金玉を元に戻すための行為)などその様子が滑稽なため、しばしばネタとして持ち上げられる。
が、やられた男性としては本当に痛いからこのような行動をとっさに取ってしまうわけで、とても笑えたものじゃない。
要注意
被害を受けた男性が重度の障害を心身共に持ってしまう危険性があるので、絶対に遊びではやらないこと。
護身として襲い掛かった相手を撃退するならともかく、ふざけて金的をするのはもってのほかである。真似だけでも相手に恐怖感を与える行為なのでやらないように。