史実の駆逐艦については→早霜(駆逐艦)。
図鑑データ
「また…来てしまったのね…この海に。夕雲型駆逐艦早霜、着任しました」
概要、抜錨します
日本海軍の駆逐艦「早霜」をモデルにした駆逐艦娘。
2014年8月8日のアップデートによって実装された。通常海域での入手は4-5ボスドロップのみ。
性能は一般的な夕雲型。
夕雲型以外の駆逐艦娘と比較すると一回り高性能だが、誤差範囲内とも言える。
LV30で「改」に改造可能となり、改造する事で対潜装備「九四式爆雷投射機」を持ってきてくれる。 ただし、三式爆雷投射機に比べると対潜装備としては最下位の装備のため、旨味はない。
同時に「22号対水上電探」と「13号対空電探」も持ってくる。こちらも電探としては最下位だが、上位の工廠任務や改修工廠での消費が激しいため、数を揃える意味でも一助してくれる。
2021年4月22日に藤川氏より8周年記念イラストが公開された。本来なら「8」周年なので夕雲型「8」番艦が担当すべきところだが2021年4月時点でも未実装だった為夕雲型+1隻が描かれ中央に大きく早霜が描かれている。
何故早霜がメインかというと夕雲型「17」番艦の為「1+7=8」という語呂合わせと予想されている。(同じような表現は赤坂ゆず氏が投稿した択捉と平戸で「9(番艦)-1(番艦)=8」の8周年イラストがある)
容姿?何だ違うのか
先を切りそろえた腰まであるダークグレーの髪と、オレンジがかった瞳が特徴。
特に右前髪だけかなり長く、顔の右半分がほとんど隠れてしまっている。
pixivでは、髪が濃紺もしくは黒で描かれた作品も多い。
ただし、他と違って清霜と同様に両腰に爆雷投射機が装備されており、また煙突の肩紐がたすき掛けとなっている。
身長はさまざまな解釈がある。
2016年2月の娘TYPE付録の夕雲型ポスターでは、その当時実装されていた夕雲型の中で一番背が低く描かれていた。ただし、そちらでは夕雲に体を引き寄せられているため、まっすぐ立ってはいない。
一方で、これに先立つ2015年5月号のピンナップでは、足元が描かれていないが、真後ろで早霜の髪を結っている清霜より背が高く描かれている。
2016年の梅雨限定modeでは、藤色の雨傘を携えてはにかんだ様な笑みを浮かべる姿を見せてくれた。
胸部装甲も色んな解釈があり、控えめに描かれることもあれば、中破グラで微妙に谷間が見えるの事や、清霜の対比として大きく描かれることもあったが、梅雨限定グラで立派なものを持っていることがわかった。
こんな性格に祝福をくれるというの?司令官、いい人なのね。フフ…ウフフフ
儚げな雰囲気に反して低く通る声色と、低めのテンションが特徴のミステリアス系。
史実で戦況が差し迫った頃に竣工し、武勲を挙げることもできず、座礁状態の中、自分を助けに来た仲間の死を見続けた挙句、そのまま放棄された所為か、かなり自虐的・自嘲的な発言が多い。
時折、意味有り気にクスクスと笑うため、その独特のキャラ性に拍車をかけている。
おかげで一部のファンからは、その薄幸そうなオーラから「小さな扶桑」とも呼ばれていたり。
ただし、ダウナー系ながらも根は親切でいい子である。またダウナー系キャラにありがちな小声でぼそぼそとした喋り方はせず、滑舌よくキレのある発声をする。
そして気の強い面も隠しており、敵に「馬鹿みたい」と挑発的なセリフを投げかけたり、改装時に「強くなれば変わるの?」と克己心を垣間見せるなど、表向きのキャラ性に対して芯の通った強かさを秘めている。
そのため根暗というよりは、単に感情の起伏が見えにくいだけとも受け取れる。
「舞鶴海軍工廠生まれ」と語っているが、ここで生まれた駆逐艦娘たちで「舞鶴海軍工廠」ときっちり言っているのは、実は早霜だけである(春風、旗風、親潮、野分は「舞鶴生まれです」、夕雲は「舞鶴生まれよ」、沖波は「生まれ故郷は舞鶴です」、初月は「舞鶴で生まれた」。松風、如月、菊月、吹雪、初雪、敷波、漣、響、春雨、海風、大潮、霰、陽炎、天津風、嵐、早波、秋月、島風も舞鶴生まれだが、言及していない)。
料理も得意なようで、昼は肉じゃが(曰く「舞鶴仕込み」。生まれが上記の舞鶴海軍工廠という史実から)、夜はココナッツカレーを振る舞ってくれる(…が、この時早霜は「南の島でとれたココナッツ入り」と言うのだが、その「南の島」というものに彼女はロクな思い出が無かったりする……詳細は史実にて)。
また、深夜二時の時報で(おそらく)水割りを作ってくれる。家具「鎮守府カウンターバー」を設置している際、駆逐艦で唯一深夜まで酒が置かれている。なお洋酒派の様子。公式4コマ第73話ではバーのマスターも勤めていた。
前世(?)で最期まで近くにいた不知火には割と素っ気ない態度だが、「余計ないことに巻き込みたくないからわざと突き放している」と捉える提督も多く、「はやぬい」というコンビを見出す者もいる。
そして那智に対しては、改装時に彼女の水偵を羨ましがってみたり、深夜2200に達磨(サントリーオールド)を提げてやって来たのを見て応対したりと、さり気なく慕っている様子。
提督とはフランクで対等な関係。
秘書艦として優秀に職務をこなしており、一見事務的な関係に見える。
だがそれは本人が自虐的なために無自覚なだけであり、提督に料理を褒めてもらったことにときめきを隠せなかったり、「提督と一緒にいると不安じゃなくなる」などの旨の発言をしており、潜在的にかなり好意的である様子。梅雨限定modeでも提督に何かしらの誘いを掛けようとして、肝心なところで言い淀んでしまういじらしい一面を見せてくれる。
放置時にじっと提督を観察する癖があるようで、キャラ性と相まって「物陰から常に提督を観察している」ようなキャラ付けをされることもある。……実はこの癖、時報に登場する姉も持っており、姉妹で変なところが似ている(汗)。
関連イラストが戻ったわ。ふっ…ふふふ。戻りました
司令官、関連タグを見る?そう…
不知火(艦隊これくしょん)/那智(艦隊これくしょん)/鳥海(艦隊これくしょん)/沖波(艦隊これくしょん)/藤波(艦隊これくしょん)・・・史実で特に関係が深い艦。
浜波(艦隊これくしょん)/朝霜(艦隊これくしょん)・・・同じ夕雲型のメカクレ系艦娘。