概要
彫りが深く、目鼻立ちのはっきりした、濃い顔立ちの男性を表現する言葉。特にアラブ人やインド人やイタリア人のような日本人離れした顔立ちを指す。(華南人や東南アジア人のような)東洋人的な容貌の男性もソース顔に含めることも多い。
この手暑苦しいくらいの容貌がもっとも持て囃されたのは1970〜80年代初頭頃。「ソース顔」という言葉が誕生したのは1980年代後半で、真逆の日本人らしい顔立ちの男性を表現する「しょうゆ顔」がもてはやされるともに、それと対極的な男性の容貌を表す俗語となった。
美醜の価値観の多様化や変遷に伴い、2013年頃からは「塩顔」なども新たな類型に加わっている。
「ソース顔」は1988年に流行語大賞も受賞しているが、授賞式でソース顔代表として賞を受け取ったのは「少年隊」の錦織一清である。
代表的なソース顔(ハーフ除く)として、阿部寛・平井堅・坂口憲二・北村一輝などが挙げられる。金城武や松本潤、真田広之らはそれほど「日本人離れ」はしていない(東洋人らしい)顔立ちだがソース顔と呼ばれている。
同性愛者にも人気が強い。