概要
Agent47とは海外ゲーム「HITMAN」シリーズ(開発元:IO Interactive)の主人公。
沈黙の暗殺者(サイレントアサシン)の異名を持つ伝説的エージェントである。
特徴
スキンヘッド(日本人プレイヤー間での愛称が「ハゲ」になる程)の後頭部にバーコードが打たれ、殺しの普段着が黒スーツ・赤ネクタイという特徴的な姿だが、様々な暗殺技法・変装に長けた人物で「人の記憶に残らない」殺しを遂行することを得意とする。
また感情表現が薄く、決して口数が多い方ではない(平たく言うと日本のこの方のような御人)。
秘密組織「ICA(ザ・エージェンシー)」に所属し、基本的にそこからターゲット暗殺の指示を受けて行動している。ターゲットとなるのは警察の手のかかっていない犯罪者で、殺人の依頼があり、組織が独自の調査で犯罪の確たる証拠を掴んだ者に限られるらしい。稀に会社の金を湯水の如く使い続ける映画監督(横領などでは無くこだわり過ぎて必要以上に金が掛かりまくっている、具体的にはこの映画一本で会社の経営を傾けるほど)の厳密に言えば犯罪者ではない者の殺害を請け負うこともある
因みに「アブソリューション」などで彼の詳細な人物像が判明している。そちらについてはこちらの記事を参照。
基本的にゲーム内では「47」または「Agent 47」としか呼ばれないが、任務の都合上ホテルで予約を取る時などは「トバイアス・リーパー(トビアス・リーパー)」という偽名を主に用いる、リーパーは日本語で「死神」
様々な武器を使いこなすが、特にサイレンサー付AMTハードボーラー(シルバーボーラー)・ピアノ線・WA2000を愛用しており、その中でもシルバーボーラーは47のトレードマークと化している。
ちなみに
ストーリー部分は重く真面目な展開なのだが、殺しのパートではプレイヤーの自由度が高いのと、開発陣がユーモア精神旺盛なのとが相まって、かなりおバカな暗殺手法や全く関係ないところでのお遊びを試みることが可能である。
例えば、「ブリーチング」という本来ドアを開けるための低威力爆弾で消火器やスマホ型爆弾、挙句の果てにはトイレの便器などをぶっ飛ばしてぶつけたりギミックを発動させたり、殺鼠剤を盛られてトイレでリバースしているターゲットをターゲット自身のリバースしたもので溺れさせたり、一箇所の水たまりに繰り返し漏電を起こして無関係の人間を70人もあの世に送ったり、ゴルフが趣味のターゲットのゴルフボール入れにゴルフボール爆弾を混ぜたり、バナナですっころばせて雲より高い高層タワーから墜死させたり、換気システムに催吐系毒物を混ぜて誰彼構わずリバースさせた挙句それを放置してリバースし終わった人間が戻ってきた際再度吐き気を催させてリバースを無限ループさせたり、避難時に使うパラシュートに穴を空けた上勝手に非常ベルを鳴らしてターゲットに穴あきパラシュートでスカイダイビングさせたり、挙句の果てには消費期限切れのスパゲティを食わされて庭でリバースしているターゲットを大量の消火器とプロパンガスボンベの爆発で吹き飛ばし、そのまま井戸にホールインワンして隠ぺいしたりとやりたい放題が可能(しかもこのうちのいくつかは後々のHitmanシリーズ内で登場人物が言及している=正史であり、プレイヤーがやったやらないに関わらず最低一度は無表情でやり遂げている)。
誰が呼んだか「悪戯坊主」「暗殺以外なんでも出来る男」
なお、どんなことをしようとも47はほぼほぼ真面目な表情を崩さずアクションを遂行する。ある意味すごい。