CV:嶋村侑
データ
役職 | エ・ランテルにおけるメイド長候補 |
---|---|
住居 | 第九階層の使用人室の1つ |
職業レベル | メイド(一般)Lv1、スレイブ(一般)Lv2 |
誕生日 | 下風月14日 |
趣味 | 昔は綺麗な花冠を作ること。今は特になし |
二つ名 | ナザリック外メイド長(予定) |
概要
ナザリック地下大墳墓で働くメイド。
元はセバスが王都で出会った人間の女性。本名はWEB版では『ツァーレ』、書籍版では『ツアレニーニャ・ベイロン』。
金髪で、愛嬌のあるという言葉が似合いそうな容姿をしている。年齢は20歳前後。
『漆黒の剣』のメンバー・ニニャの姉であり、両親を早くに亡くして以降村で2人で生活していたが、貴族に妾として連れ攫われてしまう。
貴族が飽きた後は娼館に売り飛ばされ、文字通り地獄の様な日々を送る事になる。
作中の動向
セバスとの出会い
娼館から廃棄処分品として捨てられた所を、偶然セバスに助けられる。長年の虐待行為によって瀕死の状態(梅毒及びあと二種類の性病、肋骨の数本及び指の骨にヒビ、右腕及び左脚の腱は切断等)であったが、ソリュシャンの治療の甲斐あって健康な状態になり、元の美しい容貌を取り戻す。
それから動けるまでに回復した後は彼女自身の強い希望により、セバスとソリュシャンが拠点としている王都の屋敷でメイドとして働く事となった。
命を救われた事でセバスに対して深い恩義と好意を抱くようになり、彼になら殺されても構わないと考える程になる。
「セバスに裏切りの可能性がある」としてソリュシャンから《伝言(メッセージ)》を受け取ったアインズに存在を知られ、彼との邂逅を果たす。
面立ちが似ている事、そしてツアレのフルネームを聞き彼女がニニャの遺した日記に書かれていた生き別れの姉だと確信したアインズは、その日記を読んだ事で転移後の世界の一般常識をある程度学ぶ事が出来たとしてニニャから受けた借りを返そうと決め、ツアレの「セバスと一緒に働きたい」という希望を受け入れた。
ナザリック加入以降
メイドとしてナザリック入りしてからはペストーニャから礼儀作法を、彼女の謹慎中はユリから歩き方、エクレアから掃除の仕方を教わった。
魔導国建国後はエ・ランテルでセバスの副官を務め、今後は同地のアインズの居館で働く、現地で採用したメイドの指揮・監督を行うメイド長の立場に就く予定。
地獄から解放された現在は幸せを満喫しており、笑顔を絶やさない日々を送っている。
しかし卑屈な態度で許しを請う生活が長かったため、他人とどうやってコミュニケーションを取っていたのか、その感覚が思い出せないのが一番の悩みの種となっている。
妹の事は少し気がかりだが、思い出すと過去の嫌な記憶まで芋づる式に思い出してしまうため、殆ど思い出さない様にしているらしい。
なお他の一般メイド達からは、部外者にして人間だという理由から内心では疎まれている。