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ニニャ

ににゃ

ニニャとは、丸山くがね著のライトノベル『オーバーロード』に登場するキャラクター。
目次 [非表示]

CV:田村睦心

概要

エ・ランテルを拠点とする銀(シルバー)級の冒険者チーム、『漆黒の剣』最年少の魔力系魔法詠唱者(マジック・キャスター)。


後述する特性から“術師(スペルキャスター)”の異名を持ち、エ・ランテルでも有名な冒険者の1人。


人物像

幼い頃に両親を亡くし、以降は姉であるツアレと共に助け合って生きてきた。

しかし、その姉がタチの悪い貴族に妾として連れ去られてしまい、姉を救い出すために村を出る事を決意。以降はとある人物の下で魔法を学んだ後に、冒険者となった。


当然ながら貴族そのものを非常に恨んでおり、復讐を胸に秘めている……どころか普通に会話にドロドロしたものを混ぜてくる。隠す気も全く無い様で、公言している。


偶然出会ったモモンにはその圧倒的な強さへの憧れや、かつて仲間を失った過去を持つらしい事への共感などで、人一倍親しみのある態度で接していた。

エ・ランテル近郊に住んでいた天変地異を引き起こすドラゴンの事について調べる約束を交わすなど、積極的に会話をしている。


容姿

ニニャorz

濃い茶色の髪と青い瞳(WEB版では金髪碧眼)。肌は白く、顔立ちもチームでは一番美形で中性的な美しさがあり、声もやや甲高い。


魔法詠唱者なので装備は軽装。皮の服を装備し、ベルトには奇妙な形の瓶や木工細工をぶら下げている。


強さ

『魔法適正』と呼ばれる、魔法の習熟が倍以上早くなるという『生まれながらの異能(タレント)』を有している。


前述のタレント自体珍しいものではあるが、ニニャの場合魔法詠唱者としての才能も伴っているという稀有なパターン(才能とタレントが都合よく噛み合う事は滅多にない)で、冒険者としてはまだまだ新人の域を出ないながら、既に中堅クラスの第二位階までの魔法を使いこなす事が可能な天才的な腕前を有している。


もし順当に成長していれば、いずれはフールーダ・パラダインクラスの大魔法使いになっていたという。


主な使用魔法

  • 警報(アラーム)

位階不明。周囲警戒用の魔法。あまり広い範囲はカバー出来ない。なお、《ユグドラシル》には無い現地産の魔法である。


  • 閃光(フラッシュ)

位階不明。WEB版で使用。相手の前で閃光を弾けさせて、抵抗の成否関係無しに一時的だが視野を奪う。


  • 魔法の矢(マジックアロー)

第一位階。無属性攻撃魔法。術者の技量に拘わらず、必中の不可避の光弾を飛ばして相手にダメージを与える。なお、使える位階が上がる事で光球の数と威力が増す事が、書籍版14巻で判明した。

WEB版によると、術者のレベルに応じて光弾の数が増える(例として、アインズなら10個といった具合)。


  • 鎧強化(リーンフォースアーマー)

位階不明。対象者の防御力を上げる魔法と思われる。


作中の動向

転移後の世界の情報収集のために冒険者に扮した、アインズことモモンとナーベラルことナーベと出会い、2人を仕事に誘う場面で登場。


当初は金稼ぎの手段として街周辺のモンスター狩りをするつもりだったが、ンフィーレアがモモンにカルネ村までの道中の護衛を依頼した事で、彼等に同行する事となった。


エ・ランテルへ帰還後、ハムスケの登録をするために冒険者組合へ向かったモモン達と別れ、バレアレ家へ到着した所でクレマンティーヌと遭遇。

仲間達がこぞってニニャを逃がそうとした事がクレマンティーヌの嗜虐心を刺激し、他の3人の様にすぐに殺されず執拗に拷問をされた上で殺害される。なお拷問を受けている中で、ずっと助けが来る事を信じていた。


なお、上述の純粋な好意や親しみが多少なりともモモン(アインズ)の琴線に触れていた様で、後の書籍版11巻でアゼルリシア山脈“霜の竜(フロスト・ドラゴン)”と対峙する事になった際にニニャの事を思い出し、約束が果たされなかった件について心中で「残念だよ」と呟く場面がある。


関連タグ

オーバーロード(アニメ)


漆黒の剣


生き別れの姉。彼女を救いだすという悲願は叶わなかったが、巡り巡ってアインズの僕の1人によってそれは叶えられた。


  • 師匠

ニニャに魔法を教えた人物。魔法の才能を持つ子供を集めて教育していたらしく、フールーダや後述のアルシェと同じタレントを持つ。


書籍版7巻に登場した、ワーカーチーム『フォーサイト』のメンバー。こちらは第三位階の魔法を取得しており、同じく魔法に関する優れたタレントを持つ天才的な魔法詠唱者。

しかし彼女の場合はニニャとは異なる、言わば早期早熟型の天才であり、既に成長の限界に差し掛かっていた。




この先、ネタバレ注意
























WEB版では完全に男性だが、書籍版では女性で男装しているという設定。


“ニニャ”という名前も冒険者となる際に名乗った偽名で、本名は“セリーシア・ベイロン”という名である事が、スマホゲームの『MASS FOR THE DEAD』で判明した。

作中で名乗っていた偽名は、ツアレを忘れないために彼女の本名である“ツアレニャ”から取って名付けたもの。


ちなみに書籍版及び漫画版では、ニニャが女性だと分かる様な明確な描写は無かったが、アニメではモモンが彼女の遺体を検分する際に胸に巻かれたサラシを見付ける演出が追加された事で、視聴者に女性だと分かる様になっていた。


なお、WEB版及び『MASS FOR THE DEAD』では漆黒の剣(WEB版では『旋風の斧』)のメンバーは現時点で全員生存しているが、これらではアインズが冒険者として活動していない事に加え、ゲームの方は彼等を惨殺したクレマンティーヌが物語開始時点で裏家業から足を洗っている事が要因となっている。

更にゲームでは第十七章にて、姉と再会を果たせた事がニニャ自身の口から明かされている。

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