概要
バハルス帝国に居を構える酒場兼宿屋、『歌う林檎亭』を拠点に活動しているワーカーチーム。
2年前に3人の人間と1人の半森妖精(ハーフエルフ)による、4人組で結成された。
抜群のチームワークと、冒険者で言えばミスリル級相当の実力を持つため、帝国では敵無しと謳われるほど名の知れた指折りのチーム。
チームの1人であるアルシェが、妹達を家から連れ出して一緒に暮らそうと考えていたため、近々解散する予定だった。
作中の動向
ある貴族の『新たに発見されたとある遺跡の調査』の依頼を受けた彼らは、金払いの良さと未発見の遺跡への好奇心によって承諾し、他の実力あるワーカーチームと共に遺跡に向かった。
当初は財宝の多さや、出て来るのが弱いアンデッド系モンスターだったため侮りながら順調に進んでいたが、転移魔法で第六階層の闘技場に招かれ、そこでアインズと対峙する。
最初はヘッケランが交渉して見逃してもらおうとしたが、アインズの仲間達に関する事を騙った事で逆鱗に触れてしまい、やむなく交戦する。最初は善戦するが、アインズが魔法詠唱者(マジック・キャスター)としての姿を見せた事で、為す術なく敗れる。その後、苦痛無き死を与えられたアルシェ以外の3人は生きたまま悲惨な末路を辿る事となる(WEB版では書籍版とは逆にアルシェは生存し、他の3人が死亡する展開となっている。なお生きたまま悲惨な末路を辿ったのは、3人中1人のみ)。
実は調査の依頼は、アインズとフールーダ・パラダインによる計略であり、アインズ並びにナザリックが帝国と関わるための切っ掛けに過ぎなかった。
メンバー
二刀流戦士のチームリーダー。元は商家の四男で元々は冒険者を目指していたが、金好きな性格のため気付いたらワーカーになっていたという、異色の経歴の持ち主。同じチームのイミーナとは恋人同士。
信仰系魔法詠唱者。元上級神官で、神殿界隈における様々なしがらみに嫌気が差してワーカーとなる。孤児院に報酬の一部を寄付する、真に善良な人間。
半森妖精の女野伏(レンジャー)。かなりの美人なのだが、言葉遣いと酒癖が悪いのが玉に瑕。弓の扱いに長けるエルフの血を引くだけあり、その腕前はかなりのものである。チームリーダーのヘッケランとは恋人同士。
第三位階魔法を使える魔力系魔法詠唱者。更に、相手の魔力を使用可能な最大位階も含めて見抜く事が可能な『生まれながらの異能(タレント)』を持つ。
没落貴族の娘で、未だに現実を受け入れず浪費し続ける両親に嫌気が差して、妹達を連れて一緒に暮らそうと考えていた。チームからは妹分として大切にされている。
討伐実績
闘技場魔獣戦試合 | 大型サーベルウルフ×1、サーベルウルフ×4、トブ・グレーター・タイガー×1、アゼルリシア・アイアン・タートル×1 |
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ボウン沼地モンスター退治(1回目) | パープルワーム×3、ウィルオーウィスプ×1、スワンプシャーク×1 |
ボウン沼地モンスター退治(2回目) | 大型パープルワーム×1 |
大森林深淵部薬草採取 | マンティコア×1、幼マンティコア×2、狂ったドライアド×1、ウルフ×8、マイコニド×2、トブ・ベア×1 |
オーガ部族討伐 | オーガ×10、オーガソーサラー×1、ゴブリン×34、ホブゴブリン×3 |
エルダーリッチ兵団討伐 | スケルトンウォリアー×4、スケルトンメイジ×3、スケルトン×40、エルダーリッチ×1 |