ロバーデイク・ゴルトロン
ろばーでいくごるとろん
CV:平川大輔
バハルス帝国の凄腕ワーカーチーム、『フォーサイト』の信仰系魔法詠唱者(マジック・キャスター)。
元上級神官で、神殿界隈における様々なしがらみに嫌気を差して、ワーカーとなる。
人物像
孤児院に報酬の一部を寄付する、真に善良な人物。同じ志を抱く神官の代わりに陰ながら働いていたので、多くの称賛と尊敬を集めていた。
甘いものが好きだが、仕事中は験担ぎのため一切口にしない事にしている。
また前職の都合上、酒が飲めない下戸で、飲むと魔法による解毒が必要になる程ヤバくなる。
容姿
外見は30代。顔の輪郭はがっしりした無骨な形で、髪は刈り上げられ、僅かに生えた髭は丁寧に手入れされているので、爽やかな印象を与える。
全身鎧(フル・プレート)を装備し、その上から聖印が描かれたサーコートを纏い、同じ聖印を首から下げている。腰にはモーニングスターを吊るしている。
第三位階までの魔法を行使出来る。作中では、主に仲間をサポートする補助系の魔法を使用していた。
定例のカッツェ平野でのアンデッド掃討を終えた後の休日に、リ・エスティーゼ王国領に突如出現したという、謎の遺跡の調査依頼を受ける。
他のワーカーチームと共に墳墓内に侵入し、“腐肉漁り(ガスト)”、“肉の動像(フレッシュゴーレム)”、“食屍鬼(グール)”などの多くの低位アンデッドを撃破した後、第六階層の闘技場に転移させられる。
そこでアインズと対峙し、交戦を開始した当初はチーム全員での連携で何とか喰らい付き善戦していたものの、アインズが魔法詠唱者(マジック・キャスター)としての真の姿を現した事で、為す術が無くなる。
ヘッケランが戦闘不能になった後、イミーナと共にアルシェを逃がす。
そしてイミーナと2人だけでアインズに立ち向かうが、イミーナが《時間停止(タイムストップ)》からの《不死者の接触(タッチ・オブ・アンデス)》で麻痺させられ、何が起こったのか分からないまま呆然としていると、時間を停止した事を告げられ、あまりの力の差に完全に戦意喪失した。
その後はアインズの人体実験により、別の神を信仰する様に洗脳される。その結果、廃人同然になってしまう。
墳墓内に侵入し、アインズと対峙してから交戦が始まるまでの流れは書籍版とほぼ同様だが、こちらはアインズとの交渉後に、頭の生えた肉団子にさせられる。
しかも自我は無いが生きており、肉団子の体を延々とメイドの格好をした化け物(恐らくエントマ)に齧られ、呻き声を上げつつ身を振るわせ、魔法で延々と回復・復元されている。
その姿を見たアルシェは、「死よりも酷い惨状」を見た。
書籍版1巻でエンリやネムに《記憶操作(コントロール・アムネジア)》を使用した際、2人の記憶の中のアインズがアンデッドだという箇所を改竄するだけで、アインズのMPの半分を消失する手間がかかった過去もあり、廃人となった後もアインズの《記憶操作》魔法の練習相手として役立っている。
信頼するチームリーダー。イミーナとの関係について、以前から気付いていた。
酒癖の悪さ悪さが玉に瑕で、酔うと絡んでくるのが悩み。
チームの妹分。彼女の境遇及びチームの今後について、ヘッケランに相談していた。