CV:加隈亜衣
データ
役職 | 帝国四騎士の一人 |
---|---|
住居 | 帝国一等地 |
職業レベル | ノーブルファイター?lv、プリースト?lv、カーズドナイト?lvなど |
誕生日 | 不明(言いたくないらしい) |
趣味 | 呪いが解けたら何をするかという空想と復讐日記を書くこと |
二つ名 | 重爆 |
概要
バハルス帝国が誇る、最強の『帝国四騎士』の紅一点である女騎士。二つ名は“重爆”。
人物像
丁寧なお嬢様言葉で喋る美貌の女性だが、余り感情を表に出さないクールな性格で、どこか険や陰のある雰囲気を纏っている。
容姿
顔の半分を目も含めて、髪でわざと覆い隠している。それには後述する理由があるからなのだが、それ以外は非常に美しい顔立ちをしている。
強さ
乗馬を行いながら走行中の馬車内へ飛び移るなど、極めて高い身体能力を有している。
攻撃力は四騎士最強を誇っているらしく、“重爆”という二つ名はそこに由来している。
オリハルコン級冒険者に匹敵する力を持つ首狩り兎の『帝国四騎士』に対する評価は、八代目武王等の「超級にやばい」に次ぐ「やばい」であるため、転移後の世界の人間種の中では高レベルに属するらしい。
過去
元々はとある帝国貴族の令嬢で、その当時から領内のモンスターを手勢を率いて討伐するなど、領民を慈しむ誇り高い武の令嬢として知られた実力者だった。
しかしある時倒した魔物から呪いを受け、美しかった顔の半分を『拭ったハンカチが真っ黄色に変色する程の濃い悪臭の膿を、常に分泌し続ける醜いモノ』に変貌させた。
この事で家を追放されて婚約者にも見捨てられるという不遇を囲い、路頭に迷い掛けた所を皇帝ジルクニフに拾われ、四騎士の1人として取り立てられたという経歴を持つ。
また解呪後に生き延びて新たな人生を歩む事を切望しており、上述のデータ欄にも書かれている様に、解呪後の生活を将来の夢として思い描きながらその内容を自らの日記に綴る習慣を持っている。
上述の『呪い』を解呪する事と生家及び元婚約者への復讐を人生の至上命題としており、ジルクニフとの共謀によって後者は既に果たしたが、前者は第六位階魔法を使いこなす帝国最強の逸脱者級魔法詠唱者(マジック・キャスター)、フールーダ・パラダインですら解呪する事が出来ていない。
呪いを解くためにはどんな事でも…それこそ命以外は何でも売っても構わないと思う程の覚悟と執着を決めており、誇り高い武の貴族令嬢だった頃の面影は表面上のみとなっている。
ジルクニフとは四騎士に取り立てる際に結んだ「呪いの解呪が成功するまで」という契約の下で従っている相互利用の関係に過ぎず、他の四騎士達とは違って恩義はあっても忠誠心は全く無く、いざとなれば我が身を優先する事に決めており、ジルクニフにもそれを了承されている。
作中の動向
ナザリックへ赴くジルクニフの護衛を他の四騎士と共に担当。なお彼女自身は墳墓内部への随行ではなく、馬車周辺の警護を命じられた。
ちなみにプレアデス達を目にした際は、その美しさに嫉妬して舌打ちをしている。
『大虐殺』以後は、ジルクニフから何も手土産を持たず魔導国に行くよう暗に勧められるが、「陛下から受けた恩を返すまでは残る」と拒否し帝国に留まっている。
しかしジルクニフはそれを、「自分の価値を高めてから時機を見て魔導国に行くつもり」だと推測している。