アース・ウインド・アンド・ファイヤー
あーすういんどあんどふぁいやー
アース・ウインド・アンド・ファイヤーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド能力の一つ（？）である。
概要
本体は支倉未起隆。
彼は自称宇宙人であり、またスタンド能力を引き出す矢が「刺さらず弾かれる」という状態になった事もあって、「矢が作り出したスタンド能力」なのか「スタンドに近い超能力」なのかは結局のところ不明なままである。「矢」自体が彼を選んだのは確かだが、矢を使った吉良の父親も困惑していた。
一応、本人はこの変身能力がスタンドによるものではなく宇宙人としての特殊能力だと語っている。
能力
支倉未起隆の身体の一部や身に付けているものを、別のモノに変身させる事が出来る。変身したものは一般人でも視認できるようだが、逆に未起隆自身は他人のスタンドを視認出来ない。原作では、サイコロやアイスクリームなどに変身した。
構造が複雑なものや、ミキタカ以上の力を持つものには変身できない。また「地球人の顔は見分けにくい」ということで、お札に変身した際には顔が微妙に本物と違っていた。
尚スタンドというより未起隆自身の体質の問題で、サイレンの音を聞くと変身を維持できなくなる。
また、作者のうっかりミスにより、第六部で同じ名前のスタンドが登場している。
このスタンドは単行本収録時に「プラネット・ウェイブス」に名称変更された。ちなみにこちらは隕石を引き寄せるスタンドである。
元ネタ
アメリカで1970年代に活躍した、アフリカ系アメリカ人によるファンクミュージックバンド「Earth,Wind&Fire」。
『マイティ・マイティ』『シャイニングスター』『ゲッタウェイ』『宇宙のファンタジー』『セプテンバー』『ブギー・ワンダーランド』『レッツ・グルーヴ』等の大ヒット曲がある。
アメリカ本国でのブームが去った後も日本では高い人気を誇り、幾度も来日している。
