フォボスとディモス

ふぉぼすとでぃもす

『美少女戦士セーラームーン』に登場するキャラクター。

概要

火野レイが火川神社で飼っている2羽のカラス。

原作によると、同じ名前の火星の衛星を守護に持っており、セーラーマーズの生まれ変わりであるレイを守る役割を担っている。

その正体は「コロニス星」の出身者で、ルナやアルテミス、ダイアナらと同じく人間態の姿を持っており、フォボスが紫色のレオタードを、ディモスが赤色のレオタードを着た長い黒髪の双子の少女で、原作第4部『デッド・ムーン』編で初めてこの姿が披露された。

第5部『セーラースターズ』編に登場するセーラーアニマメイツの1人、セーラーレッドクロウと訓練生時代の同僚だった過去を持っている。

旧作アニメではレイのペットのカラスとして数話のみ登場している。(ただし、原作設定の一部を使用したアーケード版やSFCソフト『Another Story』では、マーズの配下として活躍する)。

旧作アニメ版のカセットコレクションでレイが「フォボスが彼氏」という旨の発言をしている。

ただしカセットコレクションシリーズは作品の記事でも触れたようにカオスこの上ない公式が末期なギャグ作品なので、いわゆる「絶対にツッ込むな系 」の「内容を真面目に聞いてると損をする」シロモノと言える。

少しだけ真面目に言うと、脚本家と監督と声優陣によるノリと勢いの完全番外作品（＝脚本家も監督も声優たちも設定を意図的に踏み倒してギャグにしている作品。お遊びに本編のネタが拾われる事はあるが）なので、本編の内容はカセットコレクションには反映されない事が前提である。

（ただし、カセットコレクションの第3弾は例外的にアニメ本編の時系列に位置する完全シリアス作品である）

なので、そこが気になるのならあくまでもパラレル（あるいはうさぎたちによる胡蝶の夢）と受け止めるのが一番問題の無い扱いと考えられる。