概要
CV: 福山潤(ノンクレジット)
桓騎軍千人将。
独特の髪型に鼻輪など、非常に奇抜な格好をしている。得物は曲剣。
落ち着きがなく馬鹿っぽい言動が多い。
腕っぷしは確かで馬術にも長けているが、壊滅的なまでに弓が下手。
どれくらい下手かと言うと、初登場である合従軍編で、多勢の魏軍が函谷関の真下で悶着する中、他の弓兵の矢と比べて飛距離が見るからに伸びていないにもかかわらず函谷関の上から放っているため当たった程度(黒桜と摩論から「そりゃ当たるわ」と呆れられていた他、アニメ放映後のキングダムニュースでも宮本隆治氏に「本当に千人将なの?どう見たってそうは見えないけどね…」と言われていた)。
桓騎軍の中でも浮いた存在だが、桓騎からは気に入られており桓騎への忠誠心も厚く、信頼されている。
桓騎が千人将に抜擢した理由は「面白いから」だが、黒羊編以降は伝令としての出番のみで、千人将から昇格しているかは定かではない。
余談
桓騎軍の所属でありながら、作中では残忍な行為を行った描写は全くないどころか、蚊帳の外にいると言った方が正しい人物。
合従軍編では弓が当たった程度で歓喜し、黒羊編では摩論と信・貂の軍略会議中に下ネタで空気を濁すなど、良くも悪くもムードメーカーとしての気質が強い。
2016年10月30日放送の情熱大陸にて作者が取材を受けた際、作者の友人である荻野氏がオギコのモデルであることを明かした。
『キングダム公式ガイドブック 覇道列紀』の原作者とケンドーコバヤシとの対談でオギコが言及された際、初登場時点で迫稔雄氏が「これだけ長い巻数を描いてきて、このタイミング、この話数にしてこのキャラを出してくる原さん、すごいです」とコメントしていたことを明かした。
担当声優は1期から嬴政や漂を演じており、片や緊迫した咸陽で防衛の経過を見守る秦の大王、片や緊迫した戦場に登場するお馬鹿キャラというギャップにより、リアルタイム放映時には癒し系や声優の無駄遣いなどと呼ばれていた。