「泣いて詫びようが絶対に許しません!アナタ達の大切な命……チカラずくで奪ってあげましょう!」
CV:中尾隆聖(11S)
概要
物語後半に登場するボスモンスター。
見た目はりゅうはかせ系統のモンスターであり、各所の装飾が豪華になっている。
崩壊後の世界においてプチャラオ村を襲撃し、住民達の大切な人や物を奪い、村近郊の洞穴をアジトにしていた。
狡猾残忍で慇懃無礼な性格。また、金品や人質にも大して興味は無く「人間たちを騙して大切なものを奪った上で絶望させることに愉悦を感じる」という、根性曲がりの外道にしてゲス野郎。
絶望に暮れる村人や世助けパレードのナカマらも、「強欲」「陰気」など無茶苦茶言われている。
世界崩壊後の魔物で六軍王ではないものの、ウルノーガの手の者である。
事情を知って洞窟へ乗り込んだ主人公らにも大切なものを要求するが、シルビアの策略にはまってうまのふんを手渡されてしまい、逆上して襲ってくる。
「ホホホ」という笑い声や口調、また上記の場面直後の「このフールフールさまをここまでコケにするようなおバカさんは……」というセリフなどからどこかの誰かさんを彷彿させられる。
Swich版及び11Sにおいてボイスが追加された際のCVも中尾氏であり、意識していることが窺える。
なお、ゾーンに入った際には「絶対に許さんぞ!!」という完全に意識したセリフまで追加されている。
また、前述のセリフも「泣いて詫びようが絶対に許しませんよ!」と微妙に変わっている。
行動は呪文主体で1ターン2回行動。攻撃はベギラゴンと通常攻撃で行い、スクルト、ラリホーマ、マホトーン、ディバインスペルといったバフデバフ系の呪文を主に使う。
なお、戦闘時は「ずっこけモンスター」が流れる。
曲りなりにもボス格のモンスターということで、それなりに強く、ディバインスペルで魔法耐性下げてから放つベギラゴンはかなり強力。また、マホトーンで魔法が封じ込められている状態で戦闘開始するため、回復魔法が使えず、マホトーンが解除されるまでどう持ちこたえられるかが重要になる。
みみっちいやり口や前述のうまのふんの一件、加えて戦闘時のBGMの脱力さ加減もあり、どうにも小者臭い印象を受けるモンスターであるが、前述の通りそれなりの実力を持ち、味方にハンデがある状況で戦うためコミカルな雰囲気で流されて油断すると全滅しかねないため注意。
ちなみに、同名のソロモン72柱の悪魔が名前の由来である。
英語版での名前はAvarithで、〔貪欲〕を意味する〔avarice〕と、ユダヤ教の女悪魔〔Lilith〕が由来と思われる。なお代名詞はsheやher(=「彼女」)である為、どうやら海外版では女性の様だ。
フールフール系統のモンスター
フールフールを含めたこれらのモンスターはドラゴン系に属する。見た目通り魔法を多用する。PS4版ではこの系統のシンボルが時折「フォッフォッフォ…」という不気味な笑い声をあげている。
- りゅうはかせ
系統最下位種。緑色。
見た目通りとても物知りなドラゴンなのであるが、何かとうんちくを垂れ流すようで聞いている魔物からはうんざりされるとか。
赤色。
やっぱり物知りで物教えが上手なドラゴン界の指導者。面倒見の良さから大人気だとか。
- ドラゴンロード
黄色の系統最上位種。ドラゴン界のカリスマと言われ、人気と実力を兼ね備えているらしい。
- ラスタバロン
星のドラゴンクエストのストーリー・シーズン3に登場するボス。紫色。
- 杖皇 奇天烈竜
星のドラゴンクエストのイベント『武神十二王皇』に登場する。黒色。
杖以外の武器はいまいちダメージが通らず、自身も数々の杖専用スキルを繰り出してくる。
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ゲマ…同シリーズで声優が同じ