概要
初登場は『ドラゴンクエストⅪ』。僧侶のような恰好をした赤いドラゴン。ドラゴン界では有名な指導者で、博識で物を教えるのがうまい。おまけに面倒見がいいためか、その授業は来年の春まで予約でいっぱいなんだとか。「ヒノノギ火山」に登場する。
ドラゴン系だがブレス系による攻撃よりも呪文で攻撃するタイプで、「メラバースト」や「メラザーマ」といった呪文を使い、「とくぎ封印」で特技を使えなくしてくる。また、時々1ターンに2回行動することがある。
強化版に当たる「ドラゴビショップ・邪」はステータスは上がっているが、行動自体は変わらない。また、出現場所はオリジナル版とは違い、過ぎ去りし時を求めた後の「荒野の地下迷宮」に出現する。
ドラゴビショップ系のモンスター
通常モンスター
- りゅうはかせ
学者のような姿をした緑色のドラゴン。とても物知りなのだが、何かとうんちくを垂れ流すので聞いてる魔物からは辟易されているという、上位種達と比べると指導力をかなり貶されている。その上授業を聞いている魔物と一緒に出てくる事もないので人望が明らかに無さそうである。
「メラミ」、「ヒャダルコ」、「ディバインスペル」といった多彩な呪文を唱えてくる上に「あまいいき」も使ってくる。しかし、MPが24しかないうえに、MPが足りない状態でも呪文を使おうとしてくる知能はらしからぬ無駄な行動をすることも……。ちなみに異変前から登場するモンスターであるにもかかわらず、強化版である強バージョンと邪バージョンが登場しない。
『ドラゴンクエスト ライバルズエース』でも登場するが、ドラゴビショップ、ドラゴンロードと比べるとステータスが低い事もあって殆ど役に立たない。ここでも上位種に差を付けられているのは何の因果か…その上、設定を基にしたのか描かれているイラストも非常に荒々しい。
- ドラゴンロード
黄色いドラゴンの魔導士。人気と実力を兼ね備えたドラゴン界のカリスマで、彼の信者が数多く存在しているらしい。「ザラキーマ」、「バギクロス」、「ギラグレイド」といった強力な呪文を使うだけでなく、相手1体を叱りつけて1ターン行動にしたり、「とくぎ封印」で特技を使えなくしてくる。
元々この名前はりゅうおうの初期設定の時の名前だったが、本作でこんな形で登場するとはなんというファンサービスだろうか。
ボスモンスター
魔王に支配されたブチャラオ村で悪事を働くピンク色のドラゴンで、騙すこと自体を好んでいるボスモンスター。他の系統と違って、杖と帽子が豪華になっている。詳しくはリンク先の記事を参照。
- ラスタバロン
『星のドラゴンクエスト』のストーリー・シーズン3に登場するボス。紫色。
- 杖皇 奇天烈竜
『星のドラゴンクエスト』のイベント『武神十二王皇』に登場する。黒色。
杖以外の武器はいまいちダメージが通らず、自身も数々の杖専用スキルを繰り出してくる。