「しわ取りシミ取りお肌の手入れはこのPPチープリにお任せプリ~」
「何て失礼なこと言うっプリ!」
CV:飯塚昭三
概要
ボーゾック一のメイクアップアーチストと言われるオカマ口調で喋る怪人で、芋羊羹作りに疲れて店を畳もうとしていた芋長主人のおじいさんを止めるために送り込まれた。
暴走皇帝エグゾスが流れ星から生み出した「若返りパック」と呼ばれる付けた者を若返らせてしまう美容パックを使い、主人を若返らせたはいいものの、ピンクレーサーこと八神洋子に誘われたままデートをした挙句、若い頃の夢だったケーキ屋を始めると言い出したため襲い掛かったが、グラッチに制止させられ一時撤退する。
その後、一般市民(カーレンジャー)が何故店主が襲われたのか疑問に思っている事を知り、芋羊羹の秘密を守るために「主人はたまたま選ばれた実験台で、これから多くの人達を若返らせて地球をパニックにさせる」と嘘をついて逃走する。
しかし逃走中シグナルマンにばったり出会い「本官の許可なくそんな不細工な顔で走り回ってはいかん!」と容姿を馬鹿にされたが、若返りパックで子供に戻してしまい、カーレンジャー達が合流すると兵士ワンパーと共に襲い掛かり、自身も若返りパックでピンクレーサーを子供に戻そうとしたが返り討ちに会う。
そこにグラッチが修理が終わったノリシロン-12に乗って現れ、主人の説得に現れた芋長のおばあさんが落とした最後の芋羊羹を強制的に食わされて巨大化。
ノリシロンと共にVRVロボとサイレンダーに襲い掛かったものの、若返りパックをVRVロボに渡すまいと揉み合いになっている時にパック液がノリシロンにかかって元の付録に戻ってしまうという大失態を犯し、孤軍奮闘する羽目になったがビクトリーツイスターを受けて爆死した。
この爆発の際に放出された白い煙を浴びることで、若返った人々は元に戻った。そして、芋長主人もまた妻と共に芋羊羹を作ることを決めたのだった。
余談
カーレンジャーには敗北したものの、結果的に彼の作戦は成功している。また、芋長の芋羊羹は最終決戦にて、思わぬ形で地球の危機を救うこととなるのだった…。
概要を見ていかにもな浦沢脚本と思った人も多いだろうが、この回の担当はゴーグルファイブからファイブマンにかけてメイン脚本だった曽田博久氏である。
関連タグ
激走戦隊カーレンジャー 宇宙暴走族ボーゾック ボーゾックの荒くれ者