概要
回転する丸ノコのような敵で、初出はスーパーマリオワールド。
基本的に倒せない上に見た目が完全に無機物なため基本的には仕掛け扱いなのだが、1のバブルや3のクッキー、グルグルなど、見た目が無機物のような敵にもちゃんと敵キャラとしての名前が付けられている。これも初期は敵キャラ扱いであったため。
ただ、同じ無機物系統のファイアバーは敵キャラであったり仕掛けであったりし、スーパーマリオワールドのグルグルは公式攻略本では敵キャラ扱いだったが、スーパーマリオ百科では仕掛け扱いだったりと、キャラの扱いには不安定な部分がある。
主な登場作品
・SFC「スーパーマリオワールド」
初登場作品。迷いの森の砦、チョコレート島の城にて登場。
レールに沿って回転している他、レールの無いものは地を走ったり、高所からマリオめがけて飛んでくるものもあり、かなり物騒である。スピードも速め。
GBAでリメイクにされるまでは砦や城が再チャレンジできなかったため、貴重な存在であった。
なおスピンジャンプで踏むことが可能。
実は、本作では坂滑りで倒すことができる。三角ブロックを使えば可能な他、マント飛行から着地して滑っても倒せる。倒した際のグラフィックは用意されておらず、外見がバグる。
後述するが、スーパーマリオメーカーでは無敵スターでも倒せないほか、レールを動くのが遅かったりスピンジャンプで踏めなかったりと原作より厄介である。
・3DS「スーパーマリオ3Dランド」
21年経って本家マリオにようやく再登場。デザインも変更された。
今回は木材の床を切って落とそうとするなどノコギリらしい仕事をするようになった。
・3DS「NEWスーパーマリオブラザーズ2」
2Dアクションゲームに戻ってきたが、今回はレールに沿う人(?)生を送ることになる。
大と小の2種類のサイズがある。
敵というより仕掛けだからか、ほとんどの敵を倒せるゴールドマリオでさえ倒せない(他には巨大トゲ鉄球とテレドン)。
・WiiU「スーパーマリオメーカー」
つくるマリオにも登場。地面に配置してもワールドのように地を這わなくなったが、ワールドのスキンでもスピンジャンプで踏めない(ヨッシーやクリボーの靴で踏める)などの変更がされている。また、大きさもかなりでかい。
レールに配置してもいいが、WiiUスキンで壁に配置して壁ジャンプを妨害させるという嫌らしい使い方もできる。
2015年12月22日のアップデートにて、ガリガリを振るとどこから触れてもマリオをバウンドさせる「マルマル」に変貌するようになった。
中が空洞になっており、敵キャラを配置することもできる。また、挟まれても圧死しないため、ステージ作成の幅が広がった。
なお、本作は初代スキンにのみ登場する細いスーパーキノコを取ることで変身できるガリガリマリオというものがあり、単にガリガリと言うとそっちの方を指しているととられる可能性がある。
続編のSwitchソフト、「スーパーマリオメーカー2」でももちろん続投。オブジェクトを振って変化させる手法が廃止になったため、マルマルとは別枠になった。
近縁種
・ノコギリ(スーパーマリオワールド)…アスレチックコースでレールに沿って移動しているノコギリ。ガリガリよりも細長いが、大して恐れることはない。また、ヨッシーに乗っていれば踏める。
・ワキリ(6つの金貨)…床や天井を這う回転ノコギリ。見た目は完全にガリガリである。
・タテノコ(6つの金貨)…シャフト上を移動するギザギザのカミソリ刃。
・ヤシチ(6つの金貨)…シャフト上を移動する手裏剣のような回転歯。