「やはり賊では英雄の血統には勝てないな!」
CV:島﨑信長
概要
ジルクスタン王国において聖神官シャムナの親衛隊隊長を務める青年。『褐色の城壁』と呼ばれるボルボナ・フォーグナーの息子であり、フォーグナー家に対して上述する英雄の血統としての誇りを持つ。
しかし、実際にはフォーグナー家は120年前にジルクスタンに渡ってきた傭兵の家系(神聖ブリタニア帝国に例えれば貴族の中では歴史が浅い新参者にして傭兵上がりというのが実態)。専用機ジャジャ・バッカへの趣向が性能以上に見た目に拘っている点も、無意識にそれがコンプレックスになっている事を示している。
ジルクスタンの表の顔役でもあり、シャムナの計画においては黒の騎士団との会談を受け持って追及を躱していた。C.C.や紅月カレンが嘆きの大監獄に潜入していたのを聞き、侵入者捕縛のための作戦及び元嚮主のC.C.確保に動く。
結末…ネタバレにつき注意
復活した魔王にフォーグナー家を侮辱された事、制圧作戦の指揮を執り、相手が所詮は口だけだと勝利を確信。冒頭の台詞と共に、監獄の下層ブロックにたどり着く。
「シェスタール親衛隊隊長、つまらないプライドの持ち主だ。これでチェックメイトだ」
「そんな!父上ーーーー!!!」
しかしまんまと策に嵌まり、下層ブロックに仕掛けられていたサクラダイトの爆発に巻き込まれて爆死する。表面に気を取られた男の結末は、英雄のそれとは程遠いものだった……