概要
インクリングと同等のブキを扱う能力やヒト形態とタコ形態の切り替え能力を持ち、3号、4号の行く手を阻む。
ブキは『Splatoon』ではシューターとスプラッシュボムのみだったが、
『Splatoon2』からはスロッシャー、ローラー、ブラスター等も使いこなすようになった。
さらに、『オクト・エキスパンション』では、ブラシやシェルターも使い、スペシャルであるアメフラシやジェットパック、マルチミサイルまで使うようになった。
2ではAIも大幅に強化されており、時としてプレイヤーが行うような、待ち伏せからのローラーでの不意打ち等も行うように調整され、より手強い相手となった。
無論、後述のデラタコゾネスも前作とは比べ物にならないほど動きも射撃も正確になっている。
(余談だが、前作では開発中にタコゾネスのAIを改良しすぎて、製作に携わったスタッフですらマトモに勝てない強すぎるタコゾネスが誕生したりしたらしい)
黒い触手のタコゾネスは「デラタコゾネス」と呼ばれ、ゴーグルにワカメの飾りを付けている。よく勘違いされるが頭に付けている訳でも生えている訳でもない。
一般のタコゾネスを凌駕する戦闘能力を持つエリート戦士で、ジャンプでプレイヤーを急襲する。
享楽的なイカ達に対して、オクタリアン達は勤勉で真面目、朝もキチンと起きるらしい。
妖艶に微笑む彼女たちも私生活は実直なのだろうか。
- 見た目
戦闘時は基本的にゴーグルをつけており、素顔は窺えない。
また、機動性を重視するためか、腰や胸元くらいしか服を着用してないため、肌の露出度も高め。
スタイルもイイ。
「初代」のゴーグルは銀色の暗視ゴーグルのようなデザインだったが、「2」にて大きくデザインが
変更され、大型サングラスのような形状になった(サングラスの左目部分が
赤く発光しており、恐らく『ターミネーター』のパロディと思われる)。
「初代」スタッフロールでは、ボーイにゴーグルを取られた素顔のラフ画を見ることが出来る。
パッチリしたツリ目に短めの眉の結構な美人ならぬ美タコ。
イカ達と違って、目の周りがアイマスク状に黒くなってはいない。
ラフ画が小さくてハッキリ確認出来ないが、睫毛が長い、あるいは泣き黒子があるようにも見える…と思われていたが、後に公式ツイッターにてゴーグルなしのタコゾネスのイラストが公開された (それ以前にも海外の内部データ解析で素顔の3Dモデルが確認されていたが)。
目の周りに薄く紫 (オクタリアンカラー) のアイラインが引かれていて、大方の予想通り、睫毛の表現だろうか目尻の部分が一ヶ所だけ尖っている。加えて、瞳の部分は実際のタコのような長方形に描かれている。
なお、イカたちとタコはかつて対立しており、ヒーローモード等でも衝突しているが、普段から深く考えない享楽・単細胞なイカたちの間ではタコの存在はすっかり忘れ去られている。
そのため、仮にタコゾネスが目の前に居ても「変わった髪型のお姉さん」程度にしか認識されないらしい。
年齢はインクリング達(プレイヤーキャラ)より少し年上という設定である(精々16歳程度)。
彼女らには義務教育が存在し、エリートになった者がタコゾネスとして配属されるとのこと。
話す言語はイカ達と異なるようで、カタコトでしか話せないが意思疎通は出来る(タコワサ将軍が片仮名で喋るのはこのため)。
が、習得しようと思えば独学で短期間で流暢にイカ語を話せるようになった者もいるし、何よりシャケと貿易ができるなどコミュニケーション能力は相当高いことが伺える。
初代までヒト型のタコはこのメスのタコゾネスしか存在が確認されていなかったが、2のオクト・エキスパンションが公開された後のインタビューで「ヒト型のタコボーイとガールがいて、タコガールの中の精鋭がタコゾネスになれる」事が判明した。
つまり、一概にタコゾネスと言っても全てのヒト型のタコを指すわけではなく、タコゾネスは一部のタコガールの特権地位的なものである。
さらに18年冬に発売されたハイカラウォーカーでトルーパー達(バイタコトルーパーから?)の突然変異種がタコゾネスになることが判明した。突然変異の理由は不明らしく、人型の心細い見た目だが、とても手先が器用になると考えているらしい。
侮れない戦闘能力
上記の点を踏まえた上で端的に言えばプレイヤーが考えそうな戦法はほぼ行ってくると考えてよい。
こちらに気づかれずしかも孤立しているならある程度離れてボムを投げつけるのも手だが、後述のロボットボム以外はまず回避される。また交戦中に別のタコゾネスがたまたま近くにいて発見状態になると非常に危険。素直に下がって撒くことも考えたい。また段差や一部障害物等を利用してこちらの攻撃をしのいだり最悪回り込んでプレイヤーの背後から襲ってくる場合もある。射程の長いブキでも用心に越したことはない。
リスボからスーパージャンプ中にプレイヤーがジャンプ先の近くにいるとジャンプ中にも狙撃してくるのでスーパージャンプ音を聞いたらいつでも攻撃(撤退)出来る体勢に入りたい。
ただしデラタコゾネスも含め、ロボットボムに対しては極端に弱い。
対処行動が何故かロボットボムを狙撃しつつ後退するというだけになっているせいで、狭い場所に追い込んでこれを投げ込むだけであっさり倒せることが多い(ロボットボムにやられた人なら理解出来ると思うが、基本的にスーパーチャクチやシェルターぐらいでしかボムは消せない)。
ただしシェルターを持つタコゾネスは、傘を開いてバリアしてしまうため、パージしたタイミングを狙うのが吉。
日本国外での表記は「Octoling」(オクトリング)。
こちらはオクト・エキスパンションの主人公などに対しても使用される。
主にGmod等でタコゾネスが主役の動画が作られたり、ツールを駆使してタコゾネスのボーイ版が作られるなど海外でも(?)人気が高く大変支持が厚い。
さらにイカとタコの両方の特徴を持った「Inktoling(強いて和訳すれば「イカゾネス」か)」が作られるなど流行がある。
関連イラスト
関連タグ
テンタクルズ......Splatoon2に登場するユニット。その片方であるイイダがタコゾネスの元エリートである。ヒーローモードで戦う敵ではないが、深い過去を持っているようで...?
8号......有料追加コンテンツオクト・エキスパンションの主人公に関してはこちら。