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北海道中央バスの編集履歴

2021-12-14 14:23:38 バージョン

北海道中央バス

ほっかいどうちゅうおうばす

北海道(道央地方)のバス事業者。

概要

北海道小樽市に本社を置き、石狩後志空知各地方振興局(旧支庁)管内において路線バスを運行するバス事業者。

免許路線キロ数5241km、272路線・647系統を運行し、保有車両数は貸切車含めて1211両と北海道内最大、全国でも有数の規模を持つ事業者である。


3支庁管内のバス事業者の戦時統合により1943年3月1日に発足。現在は札幌を起点とする高速バス事業が経営の柱になっている。


特徴的な車両

・バチぞりバス

1955年(昭和30年)頃に製作された車両。「バチ」とは山で切り出した丸太を運び出すためのソリの一種で、これに幌をつけて冬季に石狩地方を運行した。

牽引車には払い下げられた九五式軽戦車が使用された。

・まき太郎

会社創立50周年記念事業の一環として、戦時中や戦後に活躍した木炭バスを復活させようということになり、ボディとして1968年(昭和43年)式トヨタ・DB100を確保。これに複数の車両からエンジンと各種部品を調達。

木炭によるガス発生装置は空知整備工場が製造を担当し、神奈川中央交通が保有する「三太号」のものを参考にしている。

百項目以上に上る厳しい車検を通過して自家用車として登録されており、公道を走行可能。イベントなどで無料で貸し出されている。将来的には動態保存するとしている。

・ボンネッ太

1966年式のいすゞBXD30というボンネットバス。もともとは四国交通で使われていた車両で、紆余曲折を経て中央バスが購入して1988年に観光路線用の「小樽ロマン号」として導入。1996年に一旦引退したが、2004年に再復帰を果たし、現在も小樽市内の予約制観光ツアー用として使用されている。

・省エネ運転教習車

1988年に導入された日産ディーゼル製の5E形車両を改造した車両。元々は滝川営業所で使われていたが、それを自社の研修用の車両として自家用車として再登録した車両。

中央バス最後の(公道走行可能な)赤白の旧塗装車。


関連タグ

バス 定山渓鉄道

札幌市交通局:バス事業撤退に伴い、一部路線の譲渡を受けている。

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