CV:梁田清之
概要
本 名:狛 俊忠(こま としただ)
生 年:天文20年5月5日(1551年6月8日)
出 身:山城国
身 長:5尺7寸2分(173cm)
体 重:17貫866匁(67kg)
血液型:A型(推定)
妖邪帝王阿羅醐配下の四大魔将の一人で、「鬼魔将」の異名を持つ鎧戦士。元は戦国期の地方領主であったが、力なき我が身を憂い、戦乱を平定する強い力を欲して阿羅醐の軍門に降った。人の悪意をパワーの源として、情け容赦ない攻撃で相手を苦しめる。
第1部では烈火のリョウたち五勇士たちの前に強敵として立ちはだかるも、度重なる作戦の失敗で地霊衆により洗脳されるが、迦雄須の手助けにより「忠」の鎧戦士として覚醒、阿羅醐に反旗を翻すに至る。
その迦雄須が亡くなってからは形見の錫杖を引き継ぎ、彼と同様に雲水姿に身をやつしながらリョウ達のサポートに回ると共に、かつては人質としても扱っていたナスティや純を守るようにもなる。
物語終盤では、かつての自分と同様に洗脳された迦遊羅の呪縛を、自らの生命と引換えに解き放ち、彼女に「貴力」の鎧を託した。
番組終了後に刊行された小説「鬼哭」では、千鶴という妹がいる事も明かされており、彼女の死が妖邪に堕ちるキッカケとして描かれている。
鬼魔将の鎧
朱天が装着するヨロイギア(鎧擬亜)で、四魔将の鎧の中でも最強の力を持つとされる。また他の四魔将の鎧とは異なり、ヨロイギアの上からさらに陣羽織(※)を羽織るのも特徴の一つである。序盤において天空のトウマの放った「真空破」で兜を破壊されたため、以降は武装後も素顔で戦うのが常となった。
武器は「邪鬼鎌(じゃきがま)」と呼ばれる鎖鎌。また初期話数では名称不明の十字槍を奮った事もある。必殺技の「紅雷閃(こうらいせん)」は、投げつけた邪鬼鎌の分銅から放たれる無数の赤い雷光が、鎖状に実体化して相手を締め上げるというもので、回によってはその雷光で相手を吹き飛ばすといったパターンも見られた。
鎧の本来の名は「貴力」。「真の力持ちとはその力を貴き事に用い、人を災いから助ける」との意が込められている。
(※ 初期設定では戦いの際に脱ぎ捨てる予定であったようで、タカラから発売された「超弾動」シリーズでは陣羽織のない状態で商品化されている)