データ
レベル | 究極体(クロスウォーズ) |
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タイプ | 魔王型 |
属性 | ウィルス種 |
必殺技 | デス・ザ・キャノン、ダークネスクロウ、メテオ・キャノン(スターモンズとデジクロス時)、デス・ザ・キャノン・スパイラル(リボルモンとデジクロス時) |
概要
恐るべき破壊力を持つ孤高の魔戦士。無口で他人に無関心であるため冷静な性格と見られているが、その実、誰よりも闘争を好む。もっとも強いデジモンの一人とされており、ベルゼブモンの姿を見て戦いを挑む者は、愚か者以外にはいない。そして、ベルゼブモンは挑まれた戦いから逃げるようなことは決してない。 右腕の巨大な銃『ベレンヘーナSDX』から放たれる「デス・ザ・キャノン」は威力も絶大だがそれ以上に注意しなければならいのはその早撃ちの技である。神速とまで言われる早撃ちに倒された敵も少なくない。 また、相手の願いを叶える代わりに金縛りにしてしまう「ダークネスクロウ」は愚か者に与えられる最後の褒美と囁かれている。身動き出来なくなった愚か者は、息絶えるまでベルゼブモンの早撃ちの標的にされることになる。
リボルモンとデジクロスすると二丁拳銃となり、螺旋を描く光弾を放つ『デス・ザ・キャノン・スパイラル』、スターモンがデジクロスするとベレンヘーナSDXにスターモンの装飾が付加され、発射すると隕石のように分裂する『メテオ・キャノン』が使える。
作品での活躍
CV:岸尾だいすけ
「俺は死んだ…!だが、俺は真の戦士として蘇った!!」
「転生!ベルゼブモン!!」
タイキと心を通わせ、彼らを守るために犠牲となったバアルモンが、死の間際に戦士としての在り方を見つめ、タイキの想いと女神の光によって転生した姿。
スターモン・サイバードラモンと並んで大幅なデザイン変更を受けており、ブラストモードをベースに、メカニカルさを追加したデザインとなった。本作では進化の概念が存在しないため、あくまで進化ではなく『転生』として扱われている。
因みにベレンヘーナSDXの銃身は取り外し可能で、外したら小型の銃が出てくる。これは転生前の名残と思われる。メインの武器こそベレンヘーナSDXだが、脚のホルスターに仕舞われているベレンヘーナを武器に二丁拳銃する事も稀にある。
他のデジモンがクロスローダーに入らなければゾーン間の移動ができないのに対し、単独でのゾーン間移動が可能。また飛行も可能なため、タイキ達のピンチに颯爽と現れる存在として活躍した。性格は転生前と同じく冷静だが、仲間想いで熱い一面も秘めている。自らに二度目の命を与えてくれたタイキに深い感謝と信頼を抱き、彼の力となる。一期ではスターモンやリボルモンとのデジクロスによって敵の殲滅・撃破に貢献することも多かった。現れる際には黒い羽根が舞い降りるのが特徴。
加えて、二期以降はメルヴァモンとの微笑ましいやり取りも垣間見えた(ベルメル)。
しかし二期終盤にて、転生によって得られた命は仮初のものに過ぎず、彼に残された時間が長くないことが判明。ブライトランドのヘルズフィールドから脱出を図るクロスハートの面々を先に撤退させ、自らは宿敵であるリリスモンとの決着をつけるべく特攻、相討ちとなる形で消滅してしまった。
最終決戦ではシャウトモンと共に復活しタイキの下へ駆けつけている。
三期では終盤に登場。ちゃっかりネネのクロスローダーに入り、シャウトモン曰く「そんなにメルヴァモンが心配か?」と茶化されつつもメルヴァモンとデジクロスした。
余談だが、「デジモンクロスフィギュアシリーズ」のベルゼブモンにはインプモンのデジメモリが付属している。過去のアニメシリーズを踏まえたネタなのかもしれない。
デジモンカードゲームでの世代は究極体だろうと思いきや、なぜだか完全体。進化方法は元ネタを踏まえて、七大魔王デジモンをダークエリアに送る事で召喚できる。
ただし2020年にクロスウォーズのデジモンにレベルが設定された公式デジモン図鑑では、『究極体(クロスウォーズ)』と明記されている。もっとも、クロスウォーズではレベルを無視した作風なのでアニメ内でも究極体だとおかしい場面が目立つのであくまでアニメ外で活躍するための設定と言ったところだろう。
早速、究極体設定が活かされたことで『Dimカード GP vol.01 デジモンテイマーズ』のインプモンの進化先にベルゼブモンやブラストモードと共に収録、『バイタルブレスデジタルモンスターDimCARD HOLSTER』の『DYNASTY OF THE EVIL』の究極体枠にも選ばれている。