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アストレア(シンカリオンZ)の編集履歴

2021-12-27 20:43:25 バージョン

アストレア(シンカリオンZ)

あすとれあ

アストレアはアニメ『新幹線変形ロボシンカリオンZ THE ANIMATION』登場人物のひとり。

CV:井上麻里奈

概要

第12話より一瞬だけ登場した、敵対勢力テオティのひとり。『継承者』と呼ばれるカンナギとは双子の実姉で、謂わば『王の娘』に当たる。


不気味な仮面に被われた水色の肌と青白いグラデーションのロングヘアーに加え、臍周りや左脚の紋様に露出が際どい巫女服が特徴。ソウギョクからは「様」呼びされており、最前線に立つ事は無く、幹部達の前にだけ姿を表す。


呪術的な超能力でアブトの声を出せなくさせ、強制的にダークシンカリオンでシンカリオンZと対決させる。また、独房の彼の目前では仮面を外して素顔を見せたが…


一方OPでシルエットではあるものの既に登場していた。


名前は「星の乙女」を意味するギリシャ神話に登場する女神の一人、アストレアからか。


中途半端な立ち位置による彼女の受難

…だが、ヴァルトムみたいに積極的に前線に出る様なタイプでは無いのが仇となったのか、(仮にネタバレを加味してその要素を差し引いても)書ける事があるとすればこれくらいである。そこそこ活躍している割に意外と印象が薄いのである。


それこそ毎週欠かさず視聴している様な熱心なファンですら「なんとなく見た気もするが名前が思い出せない」くらいに印象が薄く、たまにしか見ない視聴者に至っては「アストレアが誰かも分からず返答に困る」くらい認知度にバラツキがあると言っても過言では無い。


あまりの出番の無さに「もしテオティを『バンドの体をしたパフォーマンス集団』に例えたら『顔を白く塗ってドラムが置いてある場所で踊りながら、ただiPodを再生するだけのクソガキでもできる簡単なポジション』にいそう」などと(この手の敵組織に給与体系があるかどうかは別にしても)大して働いてない(様に見える)という比喩で「昼行灯」「給料泥棒」と罵倒したり、(中の人が同じである)別作品敵幹部を引き合いに出した上で「敵ながらアイツの方がよっぽど働いている」などと評価する者もいる(ちなみにヴァルトムも「中の人別作品敵幹部」という共通点もあるが、彼の場合は「前世が青い戦隊ヒーロー変身する人」でもあったので、その分のオーラも関係しているのだろうか?)など、総じて扱いが悪い。


関連タグ

新幹線変形ロボ_シンカリオンZ_THE_ANIMATION


アストレア

カンナギ(シンカリオンZ)


































































































【注意!】第30話以降のネタバレが含まれます。


第30話以降の展開

第30話にて大方の予想通り、明星アケノと同一人物である事が判明した(正体発覚前から同一人物だと訝る人もいたのだが、一方で「出番が少ないから兼任」だの「偽名ではなく実在する『明星アケノ』の姿を借りており、作中に出てないだけで『本物のアケノ』は別にいる」だの様々な考察がなされていた)。


その後の第31話ではアケノの姿で新多アユを唆して超進化研究所に侵入したはいいが、既に(前回目の前で正体をバラした)細川の根回しにより、カスミ達どころか、唆したはずのアユにまで自身の正体を知られていた事を彼女の口から知らされ罵倒された

そもそも「舌の音も乾かない内に『既に身バレしている敵の本陣に潜り込む』という愚行」をしでかすのはリスクがあまりにも高過ぎであり、事の次第では「攻め行ったつもりが返り討ちに遭って深手を負う」のも十分想定し得る。ろくに前線に出ない彼女には戦略眼というものは無いのだろうか…?


それでも影が薄いアストレア

しかしそれでも、「世を忍ぶ仮の姿」であるアケノとして暗躍していた時期も含め、視聴者達からはこれといった見せ場が思い出せないほど「影が薄い」と認識されている


アケノの項目でも若干述べたが、「(視聴者側が分かる様な)成果が見えないと『アケノに変装してサボってる』様にしか見えない」などと組織内における彼女の貢献度に疑問符を抱く者は少なくない

「単に『出番が少ない』だけならアユや他の地域在住の運転士達はどうなのか?」とツッコまれそうな気もするが、そもそもアユは主人公の家族とはいえ紛れも無い一般人(むしろ前作のおもいっきり「シンカリオンの関係者」である父前作の主人公にして「成り行きとはいえシンカリオンの運転士になった」息子が例外と言えるくらいである)である。

他の比較的が出番少ない運転士達に関しても、(初登場時に賛否両論だった嵐山ギンガは例外とはいえ)少なくともアストレアよりはキャラが濃い面々である


そのため、あまりの存在感の薄さに「(自身が演じた役柄だからあまり悪くは言えないだろうが)中の人本人にすら『影が薄い』と言われたら終わり」などと、何らのインタビューで「井上氏本人が『影が薄い』という御墨付きを与えるのではないか」と危惧する者もいるくらいである。


加えて、井上氏が「悪女」とされるヒロイン達を演じる機会が多い事もあり、作中での発言から「大した活躍をしてない割に出しゃばる奴」「他の『井上麻里奈キャラ』と比較しても共感出来そうな面がこれっぽっちも無い」「コイツだけは倒されて欲しい」などと、(アケノも含めて)彼女の素行を知る視聴者達からは手痛い評価もされている。


つまり「(個人差も含めた)外的要因を差し引いても視聴者達に『爪跡』を残せない」上に「そもそも何をやっているのかが分からない」という成果も見えない様では、悪い印象ばかりが目立ってしまい、好感度もへったくれも無い。敵幹部でこの体たらくでは駄目なのである


一応、「明星アケノとして暗躍している場面」も加味すれば、シン達とは度々遭遇している事にはなる(これを踏まえると逆説的に「実は『第1話』から出てました」という事になるため)のだが、現時点で見る限り「何度もシン達と接触してる割には最終的には(表立って目に見える様な)めぼしい収穫は無い」とまで揶揄されているほどである。

まぁシン達としては、仮にアケノがテオティであろうがなかろうが「部外者」である事には変わりないため、作中での「不用意に『シンカリオンに関する情報』を第三者に漏洩しない様に行動していた」という点自体はあながち不自然でもない(むしろアケノがテオティでなかったとしても、彼女の「一連の行為の正当性」を証明する事にはならず、疑念を抱かれても仕方ないのは言うまでもない)。


ただ、現時点では「彼女の暗躍がどれだけフィードバックされているのか」と判断するには描写が足りず、半ば憶測の域も出ていないのもまた事実である。好意的に解釈すれば「隠密性は極めて高かった」と評価する事も出来なくは無いのだが…


そのため、第30話での発言を「さも『自分の手柄』の如く話していた」と解し「ダークシンカリオンが覚醒したのもアブトのおかげ」「やった事があるとすれば、とりあえずセツラを連れて帰っただけ」と罵倒し、あるいは、最終的に(アケノとは「他人の空似」だと信じていた)視聴者達を踏み躙り、失意のどん底へと突き落としたのであった。


第31話以降からは徐々に改善されている(印象に残るとは言っていない)とはいえ、今後のエピソードで彼女の真意が見える事はあるのだろうか…?

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