メイ(ギルティギア)
めい
プロフィール
概要
片手で大きな錨をブンブン振り回す怪力少女で、一人称は『ボク』。
ギアによって滅びたといわれるジャパニーズの生き残りの少女であり、ジョニーに保護されてから空賊「ジェリーフィッシュ快賊団」の一員となる。
名前は5月を意味する英語「May」で、拾われた日に由来する。
少女のように見えるが見た目ほど幼くはない。
快賊団のリーダー・ジョニーの事を考えると目の前が見えなくなり、「ジョニーと全人類を天秤にかけてもジョニーの方が重い」というほどの恋愛暴走娘。
しかし、新作毎にボケキャラが増えたことにより、ツッコミに回ることも多くなった。
わがままで子供っぽい面が強調されがちだが、ジョニーから船団の一隻を預けられていたり、『X』で仲間に加えたディズィーに快賊団の先輩として面倒を見たりと、実はかなりしっかり者な面もある。第一作目でジョニーが国際警察に逮捕された際には、彼女が快賊団のリーダー代行として立ち振る舞っていたような節もあった。
またジョニーに特段甘いとはいえ、財布の紐を握っているのはメイの方で、機嫌を損ねると容赦なくお小遣いを減らしたり、食事抜きの刑に処したりと、段々ポンコツ亭主を扱う肝っ玉女房な部分も強くなってきている。
たまにディズィーに変な俗語を吹き込んだりしている模様。
希少人種「ジャパニーズ」の生き残りであることは、第一作でジャスティスの分析から判明しており、以後、ジョニーの動向と並んで彼女のストーリーの鍵となっている。
ただ、本人は「五月の雨の降る中で拾った」とジョニーに聞かされていたため、自分が本当は何者なのか分かっていない。ジョニーもなぜか、彼女の出生についてはひた隠しにしたがる傾向にあり、これが返ってメイの不安を煽り、迷走させる原因になっている。
「Xrd」ではラムレザルから自身が「ジャパニーズ」である事を知らされた上に「ジャパニーズ特有の奇病」の話を聞かされ、一人迷走する。だが、ラムレザルに会いに行く最中に会っていたチップの叱咤激励を受け立ち直り、快賊団に帰還した。
ちなみにこの時実年齢を明らかにしたらしく、チップはかなり驚愕している。
戦闘スタイル
その手に持つ錨で相手を殴りつける他、本来なら使用者に大きく負担が掛るはずの召喚術で、どこからともなくイルカやシャチ、挙げ句の果てにはクジラを呼び出し相手へとぶつける。
これが愛か。
キャラクター性能的な立ち位置はパワーキャラと事故キャラ。一回のコンボで体力が半分以上消し飛ぶのはよく見る光景。
外見
オレンジ色と黒を基調とした衣装。頭にはオレンジ色の大きな帽子を被る。
オレンジに黒渕のワンピースを着ており、アンダーは黒のノースリーブと足は黒タイツ。
「GGXrd」では、衣装も色は変わらないが、アンダーの黒いノースリーブはへそ出しになり、ボトムもそれまでのワンピースにズボンを合わせたようなデザインとなる。
素足が見えているのでタイツではなくなったもよう。
「STRIVE」ではオレンジ色のパーカーワンピースに黒のレギンスという服装になった。Xrdでは幼くなった顔のグラフィックが大人びたものへと変更したため、ファンを驚かせた。
この件については驚いたゲーム誌の記者が石渡氏へ質問を浴びせたが、「成長した訳ではなく絵柄が変わったようなもの」と回答している。
余談
初代GUILTY GEAR開発途中では設定、外見が多少異なる。
名前の表記は漢字の「五月」に「メイ」というルビがふられており「ボヘミアン」と名の付いた巨大な斧を武器としていた。
また、8歳の時に両親に先立たれ、現年齢が18歳であると明記されている。