猪鹿蝶

いのしかちょう

花札の役の一つ。 萩に猪 紅葉に鹿 牡丹に蝶 の三枚で構成される。

曖昧さ回避

1. 花札の役の一つ。本項で解説
2. 漫画『NARUTO』のトリオ。⇒猪鹿蝶(NARUTO)
3. トレーディングカードゲーム『遊戯王』のモンスター。⇒花札衛－猪鹿蝶－

花札での猪鹿蝶

萩・紅葉・牡丹の10点札3枚を揃えた役で、それぞれの札には猪・鹿・蝶が描かれている。他の10点札(タネ札)が一枚増えることに一点加算される。

出来役としてはおおむね中堅どころの役であり、覚えやすい上にそこそこの得点が狙えるとあって、花札の役の中でも知名度の高い役である。

「花札は全く知らないが、猪鹿蝶は知っている」という人も多いのではないだろうか？

由来

縁起の良い役とされており、それにはこの3匹の動物が縁起の良い動物とみられていることにある。

• 猪(イノシシ)
  • 多産であり、出産時にはたくさんの子を産むため、子孫繁栄の象徴
• 鹿(シカ)
  • 神の使いとされ、龍に鹿の角が生えていることから、幸運の象徴
    • 例を挙げると金運、勝負運、五穀豊穣、水難除けなど
• 蝶(チョウ)
  • 風水では「喜び」を著すとされ、恋愛・円満な結婚生活の象徴

関連タグ

花札　こいこい　牙神幻十郎（猪鹿蝶をモチーフとした必殺技をもつ）

サクラ大戦（猪鹿蝶をモチーフとした悪役「黄昏の三騎士」が登場）