サイダー

さいだー

日本の炭酸飲料の一種。本来は英語でリンゴの発泡ワインのこと。

概要

本来は英語でリンゴの果汁を発酵させて製造する発泡ワインのことを指す。

フランスではシードル、アメリカやカナダでは、ハード・サイダー、アップル・サイダーと呼ばれる。

日本では無色透明、甘味を含みアルコール分の無い炭酸飲料を総称して「サイダー」と呼んでいる。

涼を呼ぶイメージがあり、pixivでは夏になるとこれを描いたイラストが多く投稿される。

※英語で日本のサイダーに該当する単語は、Soda Pop、Lemon-limeである。

1868年、横浜の外国人居留地でパイナップルとリンゴのフレーバーをつけた炭酸飲料「シャンペン・サイダー」が販売された。

1889年、横浜で「金線サイダー」が日本人向けに発売された。「シャンペン・サイダー」と同じ製法だが、パイナップルのフレーバーを用いていなかった。

1904年、ロバート・ニール・ウォーカーが長崎で発売した「BANZAIサイダー」は日本で最初に大量生産された清涼飲料水と言われ、その後「～サイダー」を名乗る類似商品が続々と現れ、現在に至る。