概要
「呪術廻戦」の劇場版。ただしベースとなるのはそのプレストーリーである「東京都立呪術高等専門学校」である。
偶然か必然か、2021年12月24日公開。TVアニメと同じく制作はMAPPA、配給は東宝。主題歌・EDはKingGnuの「一途」と「逆夢」
後述するように入場者特典が500万部配布と発表されていた。
500万部というのは鬼滅の刃無限列車編の最初の入場者特典・煉獄零巻の450万部を凌ぐ数であり、興行収入では65~70億円相当である。
本作にかけられた期待がそれだけ大きいことの表れである。
また初日の上映はTOHOシネマズ新宿では42回と鬼滅の刃無限列車編の最多上映回数とタイである。
加えて日付変更の0時から最速上映が全国7都市14映画館の56スクリーンで行われる。なお当初スクリーンはもっと少なかったが売り切れ続出のため急遽追加した映画館もあった。
なお、事前特別番組が、公開(予定)日4日前の12月20日、バラエティ番組「霜降りミキXIT」(地域によっては「痛快!明石家電視台」などの別番組)の枠を借りる形でTBS系列局全28局にて放送された。
内容
概ね原作に沿っていて、描写が不足していた箇所や後の連載で掘り下げられた内容を追加する形となっている。
実績
最速上映では15000人が来場。
12月24日の公開後最初の3日間初動興行収入は26.9億円、190万人と鬼滅の刃に次ぐ日本歴代2位の興行収入を記録。
2022年1月23日までに興行収入93.1億円、681万人に達している。
週刊少年ジャンプ連載作品の映画としては鬼滅の刃無限列車編に次ぐ歴代2位の興行収入になった(3位はROOKIES)。
更に、公開43日目となる2月4日に興収100億円を突破!6日までの公開45日間で観客動員数760万3732人、興行収入104億5632万2400円を記録した。
上映形式
通常の上映のほか、公開当初からIMAXでも上映。これも鬼滅の刃に続いてジャンプ原作映画では2作目となる。
2022年2月5日からはドルビーシネマ並びに4DX/MX4Dでも上映予定。
来場者特典
第1弾として呪術廻戦0.5巻と題した冊子が公開と同時に500万部配布された。
内容は番外編の短編や映画の紹介など。
第2弾は乙骨憂太のイラストカード。2022年1月22日から50万枚配布。
以後2月5日、2月19日にそれぞれ第3弾、第4弾が配布されることも発表されている。
コラボ
ローソンとコラボし、各種グッズが発売。
またJR九州では2021年12月1日から2022年2月28日までラッピング車両を使った特急ソニック・かもめを運転。12月4日には特急呪術廻戦も運転した。 プレスリリース(外部サイト)